Nicotto Town


小説日記。


未来日記所有者14thの日記。
その日の出来事が「全て」小説のように綴られている。
しかし一日一回しか未来が更新されないので、大まかな事しか解らず精密さに欠けイレギュラーに弱い。

一人ぼっちのカラス 【短編】


――――置いていかないで
 カラスの子は泣いた。 けれどその声を、誰も聞いてはいないのだ。



 通り過ぎる人の波が、道路に横たわる襤褸切れのような何かを時折踏みつけていった。グシャグシャになった黒い羽に、たくさんの足跡が付いていた。 動かない塊は人の形をしていた。事切れたように横たわり、何を...

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悪魔裁判 【短編】

嗚呼、愚かなるリリスの子供たちよ。 濯げぬ罪を背負い、永遠に暗闇と絶望の中を彷徨い続けるのです。

「被告人、デュー=ウェアウルフ」「台に立ちなさい」
 銀の手錠を五重にかけ、荒縄で腰を縛る。 フラつきながら歩くたび、背後から突き殺されるような勢いで押し出される。 厳かに告げる悪魔の声が法廷を覆い...

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αシリーズのメモ【キメラ】

αシリーズ開発責任者 薬師神鏡子の手記の一部
・αシリーズ
 個体別にギリシャ文字の記号を当てはめたキメラである αから順に製作予定だったが変更 2種の有蹄類+1種の肉食獣、または新たな動物の配合 愛玩用、観賞用に開発予定?←肉食獣を配合する必要性?
 ...

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黒翼のカラス 【短編】

# - 逆さのシクラメン


「…………わたしを、殺すのですか」



「あら……一つ足りませんね」
 並べられた便箋を数え終え、白いカラスは唇に指を這わせる。別段、足りなくとも構いやしないのだが、〝彼女〟にとって...

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企画/短編 3

# - ユダの木に跪け

 嗚呼、世界は無情だ。 1秒ごとに人が死ぬし、毎日どこかで戦争が起こってる。 でもそれを神さまは許すんだ。 どうしてだろう?
 神さまなんて居ないからさ!
 助けて欲しいかって聞くと、みんな頷く。 だって僕は神さまだからね。
 さっきと言ってることが違う?
 そうだね。 ご...

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