Nicotto Town



今年2014の旅行(6)



6.ブータン旅行5(ティンプー見学)

 昼食の後は、ブータンの国獣になっている「ターキン」の見物である。
車で山の中腹まで行き、ガイドさんが入口で記帳して入場、誰でも入れる状態
のターキンの保護区である。
ターキンは牛とヤギを合わせたような動物で、ヤギの様な角を持ったウシ科の
動物である。
しばらく上り坂を歩く、さすがに高地2400ⅿ級のためか、急坂のためか
息が切れた。
当日は土曜日の午後だったため、小学生と思われる子供達が来ていた。
そんな子供と一緒に近くの堅い植物を切ってターキンに与えた。
この保護区にはほかの動物はいなかった。

 つぎは「タシチョゾン」である。
タシチョゾンはブータンの政治と宗教の中心で、他の省庁も入っており、
国王や大僧正(仏教界の最高指導者)も執務している。
ターキン見物の帰りに山の中腹からタシチョゾンの前景を撮った。
写真の右後ろに見えるのは国王の王宮である。
平日は夕方まで入れないのだが、当日は土曜日で午後昼からは入れた。
中に入る前にチェック場所があったが、空港より簡単なチェックだった。
仏教の本堂に入って、特に信じていないのだが、五体投地の正式な拝み方を
習いやってみた。
最後に聖水と言われる物をもらって飲んでみたが、ミントの味と香りがした。
本堂を見ている時、大僧正が庭を通るという事で本堂の入り口から見た。
丸い木の玉がたくさんついた鞭の様なものを地面に当て音を出しながら、
露払いの様な人が前を歩き、高貴な黄色い衣をつけた人が歩いて行った。
 タシチョゾンの裏通りにはいろいろな植物が植えられていたが、
果物もいくつかあり、その中に梨と桃があり果実が生っていた。
土地柄というか梨はピンポン玉くらい、桃もそれよりちょっと大きい位だった。
日本の梨や桃を見せてあげたいくらいだった。

 民芸品のショッピングがあったが、織物やマニ車のミニ版などで特に興味を
ひく物はなかった。ホテルには4時半頃到着した。
宿泊したホテルは道路の前が小学校で、交通量も少なく、周りにお土産店や
市場もない様だったので外に出かけなかった。
日が暮れると山間部のせいか冷えてくる。
夕食の時ビールかなと思っていたが、寒くてウイスキーにした。
まず野菜スープ、そして写真の料理が出てきた。
 パロからティンプーの途中で買った松茸は焼いて醤油で味付けと注文した。
醤油が在るのかどうか分からず、写真の様にフライパンで炒めた様になり
塩味が薄く、松茸の香りは焼いても無くて別のキノコを食べている様だった。
炭火で焼き醤油を垂らしたものが食べてみたかった。
 昼と比べて新しいものは玉子のカレー煮、肉とジャガイモの煮物、くらい
唐辛子とキノコと野菜のチーズ炒めは相変わらず出てきた。

 宿の部屋は入口のちょうど上(2階)で外がよく見える部屋だった。
宿の水道をひねると何か薄い茶色の水が出てきた。
水の匂いを調べたが特になし、ウガイはやめたが、風呂はそのまま入った。
そんなこんなでいろいろあった1日が終わり、飛行機の乗り換えに気を使って
睡眠不足だったのでこの日は早めに寝た。


http://bluemarine.cocolog-nifty.com/kaidouken/2014/10/post-604c.html


つづく

アバター
2014/12/11 18:04
お写真を拝見しました。
何となく、人が少ないですねぇ。
それだけ人口が少ないということなのでしょうなぁ、、と思いました。

宿の水、茶色?
これ、何に使えというんでしょうかねぇ。
日本は、ありがたいですねぇ、水道から出る水、飲めるんですからねぇ。
私なら、手を洗う?掃除?くらいでしょうかねぇ、、。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.