ペットというか今まで私の周りにはいろいろな動物がいた。

物心つく頃には猫がいた。母がどこからかねずみ対策で貰ってきたようである。
それまで天井裏でかけっこをしていたネズミがいなくなった事は確かである。
茶色のトラ猫で女の子だった。猫が若い頃はネズミや小鳥（雀？）変わった所ではモグラも捕まえてきて遊んでいた。
猫は基本的に放し飼いなので、２回ほど押入れのボロの中で子供を産んだ。何匹だったかははっきりとは覚えていない。
かわいい手を母猫のおっぱいに当て交互に押してお乳を飲んでいた。
猫は自分の死に姿を見せないと聞いた事あるが、うちの猫もそうだった。
年をとり、牙も抜けてしまった頃フッと居なくなってしまった。
小学校に迷い込んできた猫がいたがそれが家の飼い猫だった。毛など汚くなってヨレヨレだった。
授業でそのままになってしまったが、どこかで野垂れ死にだったのかもしれない。
今考えると猫の痴呆症になっていたのかなーと思う。

猫が出て行くちょっと前、やはり祖母が親戚から雑種の犬をもらって来た。
小さいうちは豆芝のような犬で『コロ』と名前をつけた。今は考えられないが、夜は放し飼いにしていた。
よなよな何処かのメス犬の所へ夜這いをしていたのかもしれない。
昔の犬ご飯といえば、味噌汁をかけたご飯や残飯・ダシに使った煮干だった。
玉ねぎを使った物もあり、知らなかったとはいえ今では考えられない。
基本外で飼っていたので、冬の寒い時は小屋の入り口にカーテンを付けたりした。
それでも１０数年生きた。私が就職で家を出る年に物置の中で死んでしまった。

その間、その他に十姉妹、ひよこを飼った経験がある。
十姉妹は卵を産み子供を育てた時もあった。
生まれたばかりの鳥の子供はあまり可愛くない。
ひよこは夜店で買ってきたと思うが、トサカが出てくる頃まで飼った記憶があるがその後はどうなったのか覚えていない。

就職してからは、寮・社宅なので飼う事が出来なかった。
中古の家を購入し子供が少し大きくなった頃、ハムスターを飼った。
２年くらいの寿命だったけど、風呂場に逃げ出した事などあり、バスタブの発泡材のかじる音で発見できた事もあった。
そのままお風呂を使っていたら溺死していたかもしれない。
(野良猫の話も有りますが長くなるので、今回は省略します)

そして今は、また犬(コーギー)を飼っている。（来年の４月で８歳で、名前は『もも』)
家族全員で世話をするという約束で、小さい頃の可愛さに負けて飼う事になったが、結局は暇人の私がほとんど世話をしている状態である。
まあ、散歩を一緒にやってもらっている様な所もありますが、、、
昔は、ペットというより実用的な飼い方(ねずみ対策や番犬)をしていたが、最近は本当にペットとして飼っているような気がする。
犬のご飯は人間の食べている米よりも高いドックフードを食べているし、葱やチョコレートは与えないように気を使っている。
でも家に帰った時もう誰も迎えてくれないけど、バニーガールのような短い尻尾を振って迎えてくれる犬に癒されています。(やっぱり犬が好きですね。)