Nicotto Town



工作舎と工作者


工作舎は本好きならご存じの特色ある出版社、
工作者と書くと、ブルース・スターリングのSFシリーズを思い出す。
なんかこの二つ、私の中では繋がってます。

工作舎の書籍は装丁にしろ段組みにしろお洒落。
アルフレッド・ベスターみたいなタイポグラフィ感覚も溢れてる。
マニアックなラインナップもヨロシイ。工作舎をまとめて置いてる本屋は信頼しちゃう。

いっぽうの工作者、『スキズマトリックス』が代表的な作品のようです。
主人公のリンジーってヤツがカッコよくて、人類の変容に人生を賭ける。
フランク・ハーバートの『ドサディ実験室』に似た雰囲気もある愛読書。

機械工学と生化学の暴走で多様化し混沌とした未来の猥雑な可能性、というのかな。
『スキズマトリックス』の未来像と、工作舎の書籍一覧を眺めると、どこか似ている。
そんなイメージが二つの『コウサクシャ』という音に感じられる。不失者みたいだ。

『工作舎物語』という本が左右社という出版社から出たそうです。
香山リカ氏の書評を今朝の新聞で発見。この方も私、けっこうスキです。
小さな本屋さんに置いてあるかなー? 今日明日で探してみよーっと。

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2015/01/17 07:37
>ラムセス2世さん

オモシロそうですね。
昔の人が肌や感覚で理解していたものを、
科学を根拠にして頭から否定する時代がありましたが、
むしろ、それは科学がそこまで進んでないからでしょ、という気もします。

星の運行と人の生にしても、「無関係!」なんて断定するのはそれこそ非科学的ですよね。
「○○だったらオモシロいんじゃないかなー?」という発想を、寛容に受け入れる方が楽しいです。
ケプラー、思い切ってお求めになってはいかがでしょう。(……小出版社も応援したいのです。)
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2015/01/15 23:25
あ、はい。
天文なんですが数百年の昔のこととて、
占星術(学)と密接不可分の時代のため、
その点でもわかりにくいかもしれない本です。

当然ながら現代のわれわれのほうがより正しくより精密な情報を
より簡単に手に入れられるのでどうしても本書を読まなきゃわからない、
なんてことはないはずなんですが・・・・
つい、興味がわいてしまいました^^;
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2015/01/15 21:12
>ラムセス2世さん

ケプラーっていうと……天文学でしょうか、ハードルが高そうですね。
私はいきなり原著に当たると大苦労することばかりなので、
まずは新書版の初心者向け入門書を読んでお茶を濁します。
原著まで進めたケースは……激レアです。
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2015/01/15 00:33
工作舎のWEBサイトを見てみました。
ちょろちょろ見てましたらケプラーの著作(ラテン語原典からの翻訳)が!
読んでみたいんですが理解できないだろうなぁ・・・orz
買うにはお値段が高すぎるし・・・orz



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