Nicotto Town



ロールキャベツ 千趣会派の現在


幼いころから厨房に立つことが多かった私の教師は、
たしか若くして亡くなった伯母の家から大量にもらってきた、
千趣会の『COOK BOOK』でした。基礎の料理というヤツは全部作った。

さて私のロールキャベツは以下のように構成されている。
まず中身は牛挽肉と炒めない玉ねぎだけ。合挽肉や豚挽肉では作らない。
俵型にして茹でキャベツでくるみ、ベーコンを一枚巻いてスパゲティでグサリ。

スープはインチキ極まりない。刻みタマネギを炒めてから水を足し、
我が洋食の基本マギーブイヨンを2個投入。そこに押し込む。
中身がコンソメの原料と似てるから、ブイヨンは薄めの方がいいと思う。

あ、塩と胡椒はハンバーグ作りと同様、中身に味付けします。
これでコトコト煮まして、上に浮く油は取ると上品になりますね。
スープに他の具材を加えたこともあるけど、やはりシンプルに落ち着きました。

ベーコンの油がすっかり抜けて干からびた感じになってるのが宜しい。
若いころは何個も食べたけど、今は一人2個も食べれば御の字。大きいし。
ベーコンだけ先に剥がすお殿様と腰元スタイルで食べるより、一緒に食べるのが好き。

カンピョウを巻くタイプは、合挽や豚肉の場合に似合う気がします(私はやらない)。
これが千趣会の本そのままなのか、と言われると自信がない。合挽だった気がする。
あっさり仕上がる物足りなさを補うためにベーコンを巻いたのではないかしら。

数日前に作って食べたから、今年はこれで打ち止めです。
あ、神田でクックブックを探してもよかったわ。村上シェフの本よりも懐かしい。
ベーコンやカンピョウ以外に何か巻く人もいるのかなー。




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