Nicotto Town



大暴論 『煙草=コカの葉』説


健全な思想を持つ、良識溢れる社会成員の方には読まないでいただきたいブログ。
いよいよ喫煙者包囲網が狭められてきた。もうダメだ。2020年までに完全禁止だろう。
百害あって一利なし。自他の健康を損ない不衛生で社会の迷惑、世界の恥。ハイハイ。

こういう現象をファシズムだと断定する私は勿論ヘヴィスモーカーです。
喫煙という悪癖を論理的に擁護したり自己弁護する気も皆無です。
絶対悪の側に身を置いて生きることに無上の喜びを見出す変質者なんですから。

コカインというのは私も嫌いなレッキとした麻薬、違法薬物でございますが、
中南米や中央アジアの高山に住む方々は、コカの葉を民間薬として常用しているそうな。
空気の薄いところに住む方々の生活の知恵みたいなもんでしょう。

勝手に考える。文明社会のタバコって、何かが「薄い」トコで生き延びる為の知恵かも。
何が薄いんだろう。思いやりと叡智と向上心と平和への意思に溢れたブラボーな現代に。
うーむ、やっぱり『異質なものへの寛容』だろうな。異質の側から言うことではないが。

私の言う『寛容』とは健全な一般社会構成員の考える友愛やアサーションとは違う。
利害や主義主張を離れた、敬意を僅かに含む存在認識といえそうな気がする。
あ、ここに駅がある。足元にオオバコ、そっちは川か……その程度の認知。

喫煙禁止地区(今やあらゆる場所がそうだが)で歩きタバコなんかしてごらんなさい。
視線が刺さる刺さる視殺されそうな勢いで。正義の士が勇気を振り絞りやってくる。
在留外国人なぞ居たら大変だ。カタコト日本語で物凄い勢いで噛みつかれる。

ひとりひとりの意識が大切です、といった公益に仮託した下品な思想が蔓延してます。
なぜ下品なのか、ですか? 品とは衆を頼まない克己心を内包する思想ですよ。
世界を敵に回してでも、喫煙者を撲滅するぞコノヤロー! という人こそが真の人。

少しは本音も書きましょう。大義を光背の如く纏って闊歩する者たちよ、恥を知れ。
知性で昇華されぬ条件反射的、低俗な感情で集団意思形成なんぞするんじゃない。
ついったー、らいん? 内省と熟慮の後に慎重に発話するのが日本の美徳だ。

正直な所、煙草の法規制は即座にやってよい。薬物として有害である。
問題は、だ。世界の趨勢と政府の動向に全面的に寄りかかり、鬼の首を狩る行為だ。
お前の眼を鏡で見ろ。ヒトラーユーゲントの少年たちの輝く瞳を思い出すぞ。

もう止まらない。俺は右翼でも左翼でもねえけど、戦後教育を憎むものの一人だ。
家庭は教育の場として機能せず、実利とプラグマティズムのみを求めオベンキョウ。
そりゃ勉強じゃねえよ。軍の基礎教練でやる闇夜での喉のかっ切り方と同じだぞ。

情操教育は不可能だと某作家が言った。その通り。お教が聞こえなきゃ真似できぬ。
獣性としての原始感情を言語を基本とした知性鍛錬で昇華させ、
小規模な社会集団で誤りや過ちを繰り返しながら醸造したものが『感性』である。

こうした場はおそらく失われた。これから取り組んでも半世紀では無理だろう。
行儀の悪いガキを見ると「親連れてこい」と言いたくなる。そばにいる親ではない。
ガキのしつけもできねえ若僧を社会に送り出した、その親にケツを持たせたいのだ。

……ふー。クールダウンしましょう。アイスコーヒーと煙草を一服。
こんな暴論に付き合い、共感を覚えて下さった方がいたなら、一つお伝えしたい。
まず、ルサンチマンの発露と言える私の思想は『下品』だという点を。

更に。個の尊厳と存在全てへの敬意を基本とする社会実現のために、
我々旧世代が取り組むべき実際的行動には何があるか、という問題の回答探し。
私は「手本を示し、驚かせ、真似させる」という職人的方法しか思いつかぬのです。




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