Nicotto Town



渡り鳥ベーシストの逝去


ジョン・ウェットンのファンか?と問われたら、おそらく首を横に振るでしょう。
エイジアが好きじゃないのです。なんかポップ路線で面白くなく感じて。
ですが彼の参加したバンド、いったい幾つあるのやら。凄腕なのは確かです。

まず黄金期(と私が信じる)の『戦慄』以降のクリムゾンの即興演奏。
日々が格闘であったとのコメントも残ってますが、テンションの高さが異常です。
ミューアが抜けた後の4人編成のライブなんか、間違いなくアバンギャルド。

そんな演奏もできるくせにユーライア・ヒープなんかに入ってライブもやっている。
前任のゲイリー・セインの演奏を忠実にフォローした堅実なプレイ。職人だ。
基本的に陽性の人柄らしく、この活動がエイジアあたりにヒントを与えたのかも。

UKのファースト、名盤と呼ばれているけど私は消化不良に感じます。
歌メロに目覚めたウェットンの路線が生きるのは3人体制になってからでしょう。
この時期のバランスが一番ジョン・ウェットンらしいと思います。

運命的なブリティッシュ・ヴォイスと評された、翳のある歌唱が好きでした。
クリムゾンだと『放浪者』『人々の嘆き』『再び赤い悪夢』など。
おそらく天界でも引く手あまたであろう。あちらでもお元気でご活躍してね。





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2017/02/02 08:21
>ヘルミーナさん

ジョン・ウェットンはソングライター的資質の強い人で、そこもグレッグ・レイクと似てますね。
今聴き直すと、あの時代の音だなー、と思います。ジャーニーやREOスピードワゴン、カンサス、
スーパートランプ、少々外れてTOTO等、80年代の音というのかな。そこも魅力なのかもしれませぬ。
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2017/02/01 12:54
……今度はジョン・ウェットンが鬼籍に入られたのですね。
いかにもプログレプログレしているプログレは嫌いなくせに、
ストレート・アヘッドなロックも好きじゃないわたしは、
なぜかエイジアは嫌いじゃないのです。
本質的にポップだからかしら? いい商業主義とでもいうのか。

いまつべで聴いてます(好きっていっても音源手前で持っていないのです;;



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