Nicotto Town



GAROの『吟遊詩人』


1975年発表、後期の一枚。昼下がりに聴き始めてしまったのは、
かまやつの死と無縁ではない気もします。つくづく良い、佳い。
ここまでのクオリティで演られたら商業主義も芸術志向もどうでもよくなる。

CS&Nに影響されたフォークかというと、その範疇から大きくはみ出す。
ロック、ニューミュージック、歌謡曲、民族音楽、演劇的世界、学生運動。
それにしてもこのアルバムのメンバーの豪華さときたらクラクラする。

プロデュースはミッキーカーチス、アレンジャーが松任谷正隆。
作詞は全曲で阿久悠。青春追想・哀惜路線の代表作ではないかしら。
GAROの3人以外のミュージシャンは以下の通り。

EG:大村憲司、伊藤銀次
AG:吉川忠英
EB:細野晴臣
Pr:斎藤伸雄
Ds:原田裕臣、上原ユカリ
Ts:村岡健
Ch:シュガーベイブ、吉田美奈子

どの一人をとっても超大御所でして、間違いなく『音楽』を創ってる。
この時期の日本のスタジオ屋はスティーリーダン好きが多かったが、
スティーリーダン的音楽を消化して出来上がった名盤でしょう。

ボーカル、マーク、トミーの偉大さは言わずもがな。
三者三様の歌いっぷりは曲調と調和し、史上屈指のコーラスワークも炸裂。
現在のJポップにこの遺伝子を探すのは難しくなりました。お勧めします。

アバター
2017/03/19 14:42
>ヘルミーナさん

即答しちゃいます。ヘルミーナさん好みの『脱構築』の手前にある音楽ではありますが、
ジャズを聴取するような心境で流していただけば、お気に召す可能性はあると思われますです。
GAROはベストよりもオリジナルアルバムがお勧めです。この盤か、ファーストのB面が良いかと。
アバター
2017/03/19 14:36
あら、大村憲司さんにハリーまで!
CS&Nっぽいといういかにもな印象しか抱いていませんでした。
しかもスティーリー・ダンを消化して、と聞いたら聴きたくなりますね。



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