Nicotto Town



文学、音楽、絵画、独白


眼がショボショボする。夜更かしのせいである。でも楽しい。
22万字書いて、ようやくメインテーマがちらほら出てきた。
狂騒的にガガーっと打ち、辻褄合わせと推敲で消耗、別の話を書く。

へっぽこギター弾きとしてはそれなりに修行を積んでるので、
自分のフレーズが人の借り物かという意識からは脱却できてるんですが、
文章や物語って困ります。そこら中借り物のゴミの塔に見える。

うーむ。妄想が邪魔をする。コイツら、どんな顔と姿形の持ち主なんじゃ?
絵はまったく描けない。きゃらめいくみたいなソフト、何かあるかな?
できもしないのに数時間、あれこれ探してトライ。これも楽しい。

最終話の練習として、ひとつ書いてみた。自分で泣けてきた。アホだ。
ギターを弾いてみる。うーん、こんな曲を流したいなーエンディングで。
図々しくも大長編アニメ化された自作まで妄想している。だけど楽しい。

西洋絵画史をパラパラ眺める。主人公は晩年のゴヤ風でいきたいなー。
女性の一人は……パスキンのルーシー・クローグに決定。もう少し細面で。
別の男は晩年のルオーかルドン、この女性はモディリアーニ……楽しい。

知人の女房が以前名言を残している。コイツも凄いクリエーターなんだが、
「世には凄い創造物が無数にある。それを享受する人になりたい」と宣言、
オソルベキ全方位の雑食性で鑑賞に邁進していた。確かに楽しかろう。

だが私はやはり発信者になりたいのである。おそらくは。
全て借り物、曲解と誤読と偏見の混淆物であるとしても、独自性皆無でも、
創りたいものが内面に不在でも、発信欲を充足したいのだと独白する。

発信の内包する暴力性を非難するのに都合よい事象は多々発生している。
監視や規制は当然であろう。自由とは枠組みありきの概念である。
でも、そういうのは強く正しく賢い人々に任せよう。私には楽しくないや。

インプレッション/エクスプレッション。私は内破が好みにあう。
だが妄想が煮詰まり質量臨界を超えて重力傾斜で一点に集まって、
それが爆発することもあるだろうと夢想する。それが楽しい。





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