Nicotto Town



中古カメラ市場の現在


スマホやコンデジがあれば『インスタ映え』する写真をどしどし撮れる。
多くの方が予想したように、高級カメラ市場は衰退の一途を辿ってます。
特に「デジタル一眼レフ」の値崩れは、どうしようもないみたい。

ネットにダイレクトに繋がらないというだけで、もはや前世紀の遺物。
興味を抱いて中古カメラの大手買取業者さんのサイトを眺めてみると、
誠にワタクシ好みの面白い現状が浮かび上がった。

買取査定のページで、所有するデジタル一眼レフの買取上限を片端から調べる。
値段がつかないものもある。ニコンD40、ペンタK100D、ミノルタα-sweetは
表示が出ない。どれも未だに使えるのになー。

これよりは新しいペンタK-x、キャノンEos-kiss X2、オリンパスE-420さえ、
新品同様で付属品全て揃っていても、査定額は3000円ほどである。
デジタル物の宿命ですねー。気になってフィルムカメラも調べてみた。

黒のニコンNew-FM2……え、20000円ですって? これは不思議だ。
シルバーのペンタックスMX……8500円だって。これも善戦してるな。
ではドイツ製のコダック・レチナ……Ⅲcが12000円、Ⅱ型も11000円だ。

もちろん付属品完備、全機能正常の新同品の上限価格ですけど、
半値だとしてもデジタル一眼レフより評価が高いわけです。
コダックなんて70年以上前の製品ですよ。大したものです。

10年ほど前はフィルムカメラの査定額、ずっと安かったんですけど、
どういうわけか盛り返しているんですね。純機械式の構造が幸いしたのか。
買う人もそれなりにいるんでしょう。面白い現象だと思います。

お宅に「マトモな」フィルム一眼レフが眠っている場合、
今が売り時かもしれませぬ。リサイクルショップや貴金属系の店ではなく、
専門店に直接持ち込み査定させるのがグッドだと思いますです。





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