Nicotto Town



スピーカー紫の上計画発動



真夜中過ぎまで調べ、絵を描き、計算し、疲れ果てました。
超小型の美形スピーカーがいない。では自分で作るしかないのでは?
紫の上計画を発動したおかげでまたも寝不足です。

ユニットは80mm前後に決定。今5cmと10cmがあるから、その中間。
候補は幾つもあって選定難航中。白コーンのパワフルなのが一般的だけど、
マグネットの小さいパンケーキタイプのも気になってるのです。

キャビの設計……というよりもお絵描きですな、こりゃ。
幅と高さを黄金比に近づけたい。スピーカーの見栄えもよくしたい。
文庫本サイズを手本にして、幅96mm、高さ136mm、奥行94mmと決定。

到着待ちのデジタルアンプの大きさは70×94×21mm。
エンクロージャー下部にバスレフ風の穴をあけてそこに収める。
上に載せる案もあった。ギターアンプみたいでこの手も捨てがたい。

ここまで6mmのMDF板を使う予定で計算してたんですが、完成図を想像した。
味気ないMDF板を何色に塗装するべきか。木目シートでも貼るか?
考えあぐねてギター弾き始め気づいた。佳い単板の材を使えばいいのでは?

理想は黒檀か紫檀。超高級感が漂うが、硬いし加工する自信が皆無。
アルダーやアッシュではエレキギターと似てしまうしマホガニーも同様。
黒くて硬いアフリカ系の長板が近所のホームセンターにあるが15mm厚。

さすがに電動カンナは持ってない。薄板に加工してもらおうか。
6mmまで削れといったら嫌な顔されそうだ。9mmが限界だろうか。
すると設計図はやり直しだ。精密工作用の薄い鋸も買わなきゃ……。

……安いユニット選んでも、エンクロージャーの材料費が高額なので、
一本あたりの単価は5000円を突破しそうな勢いです。
市販品買えるじゃないかと突っ込みますか? いえいえ、ないんですよ。

オーディオ用の『超』小型パッシブスピーカーというのが存在しない。
最小でも高さ20cm弱なんです。しかも新素材や合成素材で未来的デザイン。
重厚な作りで手のひらサイズのものはないから、作るしかないんです。

アンプは本日納品予定、だが鳴らすハコがない。悲しい。
これよりユニットとスピーカーターミナルの発注に励みます。
その後9時開店のホームセンターに突撃し交渉。コロナ禍だというのに何やってんだ。

(追記)

2011年製のONKYO製品に高さ17cmの2wayがありました。
さっき見たんだけど……やはりデカい。購入は見送り。
これより室内にて工作開始。期待せず続報を待たれよ。




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