Nicotto Town



スタジオにて精神消耗す。


一番近いリハーサルスタジオはバイクで10分。
ずっと我慢してたんですが、エレガットの弦張り替えてたら辛抱できず、
遂に不要不急の個人練習に出かけてしまいました。

エレクトリックガットギターというものを常識人はPAに通しますが、
歪みモノやワウかましてマーシャルやJCに繋ぎボリューム5~7で鳴らす私は、
大概のバンドマンから狂人と思われてます。事実だから否定しませんが。

さてスタジオに入って……マイク無いな……あ。そっか。
ご時勢ですよね、息もかかるし唾液の飛沫も飛ぶのだから、
誰か使ったらすぐ消毒するんでしょう。仕方ない、使わないことに。

そう気づいた途端、迂闊に機材触っちゃいかんよなという気分になった。
ふだんなら2~3台のアンプを順に使ったり、ベースアンプ鳴らしたり、
ドラムスのハイハット借りて足で踏んだりするんだが、全部ヤメ。

マスクもつけたまま、弾き始めれば2時間なんてあっという間です。
ふだんは次に入るヤツらのために全て元の位置に戻すのですが、
今日はしなかった。どれを消毒するべきか、分かったほうがよかろう。

帰りに待合スペースを眺めると、ライブハウスのスケジュールが一切ない。
ライブハウスのミニコミ誌やマンスリーの出演予定を載せたフライヤーとか、
チラシの類が全くない。ううむ、これもご時勢ですよねぇ。

個人的に、苦境のエンタメに国は一切金を投じるべきではないと思ってます。
滅ぶなら滅べ、閉めるなら閉めろ。辞めるなら辞めろ商業芸術家ども。
国のヒモつきの金で食いつないでロックやジャズ演んの? バカじゃねえの。

……とはいうものの、常識人的な寂寥も感じなくはないのです。
このスタジオは昨春クラウドファンディングでお金集めて生き残ってます。
不要不急だが、定期的に通うようにするかー?と思ったりもして、悩むのです。




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