Nicotto Town



好きな5冊(昨年当たったライトノベル)


1、戦うパン屋と機械じかけの看板娘 (SOW)

自律型ロボット兵器に乗ってた巨体悪相男がなぜかパン屋を開業する。
自律ロボットはなぜか自我を持ち、美少女に転身を遂げパン屋に押しかけ就職。
ドタバタ美少女ロボ物として楽しめますです。菓子パン好きな人にもウケルかも。

2、コップクラフト (賀東招二)

異世界から来た小柄な美少女騎士と、元軍人で風紀係の刑事がコンビを組む。
ファンタジー、ハードボイルド、推理物、コメディの要素がバランスよく同居していて佳い。
脇を固める風紀係の連中もしっかり肉付けされてます。現在5巻、続編期待。

3、アーマードール・アライブ (幾谷正)

1同様、自律兵器が自我を持ちパイロットを慕いまくるタイプの話。
ヒロインがかなりヨロシイ。主人公の少年がツンデレなので女性にも楽しめそう。
本題と関係ないゴタゴタで、この1巻のみで終わっているのが非常に惜しまれる。

4、宝石吐きのおんなのこ (なみあと)

宝石を体内で生成する特異体質の少女と、彼女を雇った宝石商の青年の物語。
宝石と魔力を関連づける等、典型的ファンタジー文法で書かれており、読みやすい。
青年のバックグラウンドが明かされることで更に話が加速しそうな雰囲気。

5、機動執事 (松山剛)

これは未読。だがロボ三部作とソードブレーカー四冊で定評ある作者なので期待。
ロボ執事がポンコツお嬢様に惚れられドタバタを繰り広げる気配、定番ですね。
松山氏の作風は女性向きだと思う。杉井光氏的な資質も感じますです。
(※数日後追記)
読みました。うーん、私にはステレオタイプに感じられて今ひとつでした。
『雨の日のアイリス』の丁寧さや『ソードブレーカー』の熱気が乏しかった。
ロボ執事と同僚だったツンデレロボ秘書はカワイイ。

鈍いのではなくて『ツン』な男性と、真っ向勝負美少女という路線が増えてますね。
各種サブカルの影響でしょうが、今後のラノベは女性層のニーズの捉え方が課題。
2020年までに、芥川賞と直木賞にラノベがエントリーすることを予言しましょう。




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