Nicotto Town



終活の手伝い方


タレント田村淳氏のご母堂はご自分の葬儀を全て生前に手配し、出棺時の音楽にポールモーリアの『オリーブの首飾り』を指定したそうな。こういうのはしみじみ、佳い話だと思います。
子のいない親族の葬儀を喪主として数回やりましたし、生前から本人の意向を聞いていたりもするので、さほど迷うことなく進められてるのは...

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スマホ嫌いのスマホ教授


叔父がスマホに換えた。先日見せてもらい悩みを聞いた。断ってちょっとだけ操作して……わー、参った。アンドロイドだから一応分かるけど、こりゃ問題山積。
まずアップデート類がかなりたまっている。叔父の家には古式ゆかしきADSL回線と、XPのパソコンしかない。つまり無線類は電話...

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真に驚くものは爆笑を誘い美に至る


9歳の私に電車で片道二時間の通院は長かった。帰路、貰っていた駅蕎麦代を面白そうな薄い文庫本に換えた。『どくとるマンボウ航海記』。これが北杜夫との出会いでしした。
二時間、とにかく死にそうになった。爆笑を息を止め堪える。周囲の大人の訝し気な視線は痛いけど、笑いが収まるとまた開く。数行読む。吹き出すの...

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露芝に泣き、露芝に笑う


秋の半ばの法事のあと、精進落としをどうしようと悩んだ末、独居の従妹のマンションで親族に手料理をふるまうことになった。マスク会食というのは高齢者にはツライし興もそがれるわけでして。
従妹は部屋を片付けるついでに座布団カバーを新調し、当日飯食いながら可愛い柄を自慢した。通販で頼んだそうだ。色は初秋らし...

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下手物/ゲテモノ考


エリュアールとマラルメ、ショパンコンクール、九谷焼の陶象嵌と菊花石、ローランドカークと相倉久人、アンリ・ルソー。今回の散文……いや「惨文」はこんな風に散らかりますのでご容赦を。
まず、詩について。シュルレアリズムの詩は好きです。一緒にユニット組んだ多国語に堪能な詩人も瀧...

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