Nicotto Town



好きな5人(時代劇スター)

1、阪東妻三郎

やはりこの方を挙げないわけにはいきません。
マキノ映画や『無法松の一生』も佳いのですが、
後期の『狐のくれた赤ん坊』という人情喜劇にノックアウトされました。

2、市川雷蔵

眠狂四郎の円月殺法といったらこの人を選びます。
原作の無頼さやニヒルさよりも苦悩を感じさせるところがよろしい。
崩した着こなしや足捌きも味になっていると思います。

3、中村(萬屋)錦之介

テレビでアクの強い主役をやる以前の彼は凛々しい偉丈夫。
大川橋蔵よりも芯の強さがあって堂々としていますね。
ウルトラセブンだった森次浩司に晃嗣への改名を勧めたのも錦之介。

4、近衛十四郎

いったい何本出てるのでしょう。とても観きれない。
テレビ時代劇初期も『月影兵庫』『花山大吉』の2作で私たちを楽しませてくださった。
殺陣の見事さにホレボレします。腰が決まっている。こういう人が今いないなー。

5、田村高広

主役はあまり張ってませんが、磊落な貧乏浪人をやらせたら日本一でしょう。
伸びたさかやきがやたらと似合う。目の動きや挙措の一つで空気を作る。
声も快活、べらんめえでも聞き取りやすい明瞭な発声。さすが阪妻の長男だ。

時代劇凋落の現在、こうした名優の映像が残っているだけで満足。
私はアクロバティック的なワイヤーアクション時代劇が大の苦手でして、
リアリズム風剣劇のほうを好んでおります。

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2014/06/29 12:27
>月影兵庫
リメイク版のほうにも品川隆二でていましたね。泣けてきたなぁ~~~。
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2014/06/27 19:23
>やすたかさん

猫がキライとか蜘蛛がコワイとか、誠に愉快な時代劇でしたよね。
近衛十四郎と共に忘れられないのは、焼津の半次を演じた品川隆二。
この二人の掛け合いは絶品、次週がホントに楽しみでした。

>もみじさん

椿三十郎の椿が赤に見えたという記憶、映画好きの方の多くが持ってるようです。
隠し砦の三悪人や羅生門も、なぜか色のついてたような錯覚があるんです。
それだけ没入した鑑賞に堪えるという点で、やはりクロサワマジックなのでしょうか。
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2014/06/27 18:06
近衛十四郎さん、懐かしいですねぇ^^
私が一ケタ台の時によく祖父母の部屋で一緒に観ました。
私が時代劇で観た俳優さん達は上記の方々のもう少しあとの時代かしら^^
お話でしたら三船敏郎さんの「椿三十郎」が好きでした。
子供の頃テレビの映画劇場で観たのですがドキドキしましたね。
椿の花が流れてくる下り。
白黒映画なのに赤い椿にちゃんと見えてしまった(錯覚ですが)不思議な映画でした^^
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2014/06/27 16:34
渋い役者が勢揃いですね!
私も月影兵庫や花山大吉で育ちました♪



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