Nicotto Town



勘違いのメルツバウ


『非常階段のほうがスキ!』という方、今回は音楽の話ではございませぬ。
ダダイズムの芸術活動として知られているメルツバウを、
私が盛大に勘違いしていたというご報告です。

ゴミや不要物に切手を貼って任意の住所に送りつけるという活動を、
秋田昌美(と奥様)が(確か)やっていた。
私はコレをたいへん面白いと思いました。主に以下の理由で。

1、カネがかからない!
2、発信が全てだ、相手がどう思おうが知ったことではなーい。
3、無用物、不要物が芸術の源泉になりえる。ジェイミー・ミューア万歳。

秋田昌美のユニット名が、かの『Melzbow』なので、
この手のスカムカルチャーと芸術活動を勘違いしてしまったのです。
数少ない友人たちよスマヌ。デタラメを教えてしまった。ハハハ。

ところで『ゴミを送りつける』というのは自分の音楽活動と非常に重なる。
ジェイミー・ミューアはクリムゾンにも在籍した前衛音楽家でして、
「ゴミをゴミとして、取捨選択せず全霊かけ呈示する音楽」を志向していました。

DTM黎明期、自分のギターソロ等を録音したテープやCDを、
友人、知人、複数のハコに出したことがあります。まあ評判の悪かったこと、苦情殺到。
でも自己満足度は高かった。やったらやりっぱなし、散らかり放題。

メルツとはゴミのコラージュだったそうですね。
最近、古い音響機器の修理で交換した古い電子部品の処遇に困っている。
そうか、知人に送ろう。アートだと言い張ればOK。新しいゴミ処理法発見。




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