Nicotto Town



石でゴーゴー 球でゴーゴー


ゴーゴーなんて単語がすぐ出てくるのは高齢者の証拠ですね。反省。
真空管にハマっているわけですが、私は『石』も好きなのです。
いやいや、磨崖仏とか化石とか粘板岩とか、そっちのお話ではございません。

魔法の増幅素子、トランジスタの普及期に電子工作の道に足を踏み入れました。
パソコンのCPUにはコレがゴマンと入ってるわけですが、単体でもあるのです。
私が使うのは1個10円程度、高くても数百円くらいのヤツ。これを組み合わせる。

真空管の音を絶賛する人は多いが、石にも独特の音質があります。
そうですねー、中波ラジオしか知らなかった人が初めてFMを聞いた感じかな。
現代主流のデジタルアンプの音と、アナログ石アンプは似てるようで違うんです。

あ、私はヘッドフォンを決して使いません。イヤホンもダメ。
遥か昔、流行にのって『うぉーくまん』なる機械を買って、3日で質屋に入れた。
どんなに小音量でもスピーカーを鳴らして音楽を聴くのが日常です。

鑑賞でも、ギターアンプでも、真空管が主流なのですが、
ソリッドステート(石をこう呼ぶ)にも良さがある。私はこの音も好きなのです。
本日はこれから小型のギターアンプを自作する。以下6行、マニア向け。

自宅で使うなら数百mWで充分。これをフルドライブさせクランチさせたい。
2SA1015と2SC1815のコンプリペアで簡単なパワー部をこさえまして、
プリはFETとTr1個でゲインを稼ぐ。コーラルかアルテックのユニットを鳴らす。

初段をオーディオ系の定数で組むか、ギターアンプ的定数にするか悩み中。
トーン回路も悩む。ハイカットかフェンダー型か。コンデンサはセラでいくか。
実は出力トランスを使いたいという野望もある。トランスの音もスキなので。

……ハイ、失礼しました。半可通のマニアなんで、知ってる単語使っただけです。
リビングのテーブルに部品を持ち出してウンウン唸る。部品配置で苦悩。
家人は知らん顔でロールパンにバターとジャムを塗って食ってる。今日も平和だ。




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