Nicotto Town



Caution! Relation Area


表題はイタリアのバカ集団、デメトリオ=ストラトスの率いたバンド、
Area のセカンドアルバム表題をモジったもの。
関係性というものに、よくよく注意しないと生きにくい時代である。

自分の話から。以前勤めてたトコはネットで死ぬほど叩かれた。
ちょっとアコギな要素もあるが、客もズーズーしい。目クソ鼻クソを笑うの類。
SEO対策と訴訟に大枚を投じ、シンパの客にオベッカ使い、疲れた。

開発や広宣、人事に顧客管理に苦情処理、契約トラブルで右往左往。
全ての連中が「ワレこそ、コレこそが正しい」と発言し行動なさる。
モチロン私は腹の中で大笑いしながら、消耗しつつ、ある意味楽しんだ。

次に今朝がた知人と話した三面記事。刑事加害者の親族だと誤認された人物、
経営する企業に謂れなき中傷や暴言の電話が毎日殺到、営業を停止。
デマの発信者や拡散者を相手に訴訟をおこすらしい。気の毒である。

知人は拡散者も相応に罰されるのが筋だろ、と当然の顔で仰る。
あのさー、それはきっとオカシイよとヘソ曲がりの私は反論した。
我々の知る旧世代の『モラル』はとっくに崩壊してると思うよ。

当然の権利として、オモシロイから、やりたいから拡散したの。
そういうのが二十一世紀のモラルだよ。俺は関わりたくねえけどよ。
みんなの大嫌いな法整備と罰則化をドシドシやるべきだ、と呟き、呆れられた。

ジャズ系のハコでメチャクチャをやると、たまにウルサ方に絡まれる。
ツーファイブもドミナントモーションも知らずにああいう演奏やるのは、
感心しないドーノコーノ。はいはいとニコニコして伺う。ハコに詫びる。

企業の理想形も、望ましきモラルも、バークレー理論も、たかが準拠枠。
それを崇め信奉し思い切り寄りかかってシャベくる方々を良識派という。
もちろん私は、こういうのを一種のファシズムと思っており徹底的に嫌う。

わー、話がズレた。この妄文を書くきっかけになったのは、
お友達の御一人が粘着・中傷で迷惑してることをこぼしてらっしゃったから。
だが、そこにワケシリ顔で「大変ですねー」と書くのは性に合わない。

実社会でケンカを売られたことはほぼない。私がヤバすぎるから警戒される。
ニコタや自分のブログは乱視のマニア全開妄想記事ばかりだから、
それに呆れながらも付き合ってくれる度量の広い人しか来ない。ありがたや。

ディックは人間性の閾値として感情移入力・シンパシーを仮定した。
この定義でいくと、私はレプリカントである可能性が高い。
さてレプリカントは、傷つく知的存在を見て何を為せるだろうか。

ルドガー・ハウアーは雨の中、鳩を一羽、空に放ったはず。
あのシーンは安っぽいと叩かれた。でも私は好きである。真似たいものだ。
言語化できぬ微細な精神の軌跡を表現するのはホントに難しい。以上です。




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