Nicotto Town



大穴ジーンズ軍団に頭を抱える


楽器の山でも叱られるが、穴あきジーンズにも家人と娘は容赦がない。
私は頻繁に洗濯をする。高齢者の鑑、と褒めてはいけない。
ボロ布にしか見えない我が普段着を家人に捨てられないための自己防衛策です。

膝のあたりがパックリ割れた悲惨なジーンズが何本もある。
だいたいリーバイスの501-02、あとはエドウィンである。
補修してないワケじゃない。専門店でちゃんと修繕してもらう……こともある。

この費用がたいへん高い。いや、技術料としてはまっとうな価格ですよ。
でも両膝に穴のあいたのを持ち込むと、7000円ほど払う羽目になる。
新品が一本買える価格である。二回目以降は躊躇ってしまうのです。

補修してもらった部分以外が痛んで大穴。ひどいのはその上下に大穴。
ブーツを履くことが多いので裾は痛んでない。他の部分も大丈夫なの。
だから勿体なくて捨てられず、「いつか修繕に出そう」と思いつつ放置する。

こういうのが1本2本ならともかく、10本近くあるわけでして。
アラ還爺が大穴ジーンズ履いても構わねえじゃねえかと内心思ってるんだが、
家人の険しい視線は洒落にならないレベル。表に出るなと厳命されている。

自分で補修することを考えた。一番痛みのひどいヤツを犠牲にすれば、
あて布はいくらでも取れる。だが、厚手のデニム2枚をですよ、
カタン糸二重にしたブッとい針で何百回も縫うのはイヤだ(一度で懲りた)。

脳内が大脱線していく。ミシン買えばいいのではないか。
ガラクタ屋で数千円で売っていた。悩んで、思いとどまった。
「足踏み式のミシン、ナツカシイな」……調べたらアンティーク並みに高い。

こんなわけでジーンズの膝の穴はいっこうに小さくならず、
クローゼット下の穴あきジーンズの在庫がまた増えていく。
でも捨てない。いつか、いつか直して履くの。そのいつかが永遠に来なくても。





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