Nicotto Town



美形スピーカーはいずこに


最新理論、実践、合理主義大いに結構。21世紀ですからね。
でも思う。見た目の麗しいスピーカーがなかなかいないのです。
もっとも私、異性の好みに関しては友人からケチョンケチョンに貶されてるけど。

まず、豊かで締まった低音を出そうとして奥行きの長い小型スピーカーが多い。
上から見ると長方形というのは好ましくないなぁ。正方形もヘンだけど。
幅よりも少し奥行きが長い、乃至は幅よりわずかに奥行きが短いというのが佳い。

小口径ユニットを容積の大きいハコに入れてるのも……好きじゃない。
10cmくらいのユニットが寂しげに独りぼっちというのは哀れを誘う。
幅はユニット直径の2倍未満、高さは3倍未満にしていただきたい。

複数ユニットの配置は同軸でも左右対称でも構わない。
ここで大切なのはアッテナーターの存在。アレが前面にあるというのがステキ。
近年のブックシェルフには存在しないようです。ピュアオーディオの影響かな。

前面の両脇はなだらかなRをつけて仕上げていただくと高級感が増しますね。
あまりにもカクカク仕上げられてると硬い音のイメージが(気のせい)。
でも同軸配置でないスピーカーにはカクカクが似合う気もする。自己矛盾。

スピーカー保護のためユニットにかぶせる金網上のもの、あれは宜しくない。
子どもがドーム部を触って凹ませたとしてもいいではないの。
サランネット外すとユニットはみんな露出するというほうが潔い。

コーン紙の材質なんてなんでもいい。色も特に気にしない。
でも。よくツイーターに被さっている妙な構造物、アレ、美しくないなぁ。
ムズカシイ理論で実証された結果だろうけど、外せるようにしてほしい。

じゃあ、どこの何というスピーカーが美しいのかといわれても困る。
あくまで気分なんですから。ユニット本体に関しても同じなんです。
強力なデカいマグネットのユニットに飽きつつあるので、方向転換中。

昔のユニットには貧弱なマグネットでコーン紙が薄いにも関わらず、
たいへん佳き音を響かせるユニットがいくつかありました。
俗にパンケーキタイプというのかな? ああいう小口径ユニットが欲しい。

超小型ブックシェルフの自作をやろうか悩んでおります。
8cmのユニットでパンケーキタイプのを手に入れ、高さ20cm以下。
懐かしのインチキバックロードホーン構造にしてみたいなぁ。






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