Nicotto Town



トニーもエルヴィンも嫌いじゃないが



三大ドラマーを考えようとして挫折。技術的には頂点を突き抜けてしまった。
バディリッチ、トニーやエルヴィンを凄いと思ったらレニーホワイトにコブハム、
ディジョネット、オマーハキム、ウェックル、デニチェン……留まることがない。

スタジオ系もガッド、アースキン、カリウタ等多才能な人材がひしめき合う。
みな超絶技巧の千手観音、グルーブ感も溜息が漏れるほど醸し出す。
では誰が一番か。私にとって一番のジャズドラマーは森山威男になってしまう。

ジャズ界では評価が大変に低く、ジャズマニアからもケナされる人です。
いいのです。好きな奴にはたまらない、そういう剛腕ドラマーなんだから。
寺島靖国氏がアートテイラーを偏愛するのと大きな違いはないのです。

山下トリオ退団後、板橋文夫と組みポストコルトレーン的カルテットを作り、
板橋が抜けた82年ごろから二管のピアノレスカルテットに移行します。
84年にニュルンブルクのフェスに出た時の実況録音盤がCDになってたんです!

『Green River』というタイトルで未聴。そりゃもう光速でポチりました。
井上淑彦、榎本秀一、望月英明というメンツに何の文句があろうか。
しかも原盤はドイツのエンヤレーベル。1曲だけ音源がアップされてました。

『Gradation』というフリー系。山下3『CLAY』とタメを張る狂乱ぶりです。
ここまで凄いのは、のなか悟空と人間国宝の『Jolly』以来久しぶりだ。
よくぞCD化してくださったものです。新品買うの、何年ぶりかしら。

デジタルオーディオ環境が整い、聴く楽しさが蘇ったからでもありますね。
自作の10cmフルレンジ、中にフェルト詰めたら低音が締まり、より好きな音に。
休日にも関わらずアンプのボリューム5まで上げ、爆音でフリージャズ聴いてます。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.