プロビーニは晩年もクレイジーでした
- カテゴリ：車・バイク
- 2021/04/29 20:07:54
単車と模型好き限定の話題です。そんな人いるのかしら。
グランプリライダーで一番好きな人、誰ですか？
私は断然、プロビーニです。キチ〇イイタ公と呼ばれた人。
彼のレースシーン見ても現代人に凄さは伝わらないですよね。
有名な写真があります。タンクにべったり伏せフルスロットル、
前なんか見てない（数回真似した）。プロビーニの真骨頂だと思います。
純機械式のマシン、しかも単コロで多気筒に挑んだドンキホーテ的英雄。
本題はここから。彼がプラモデルの会社作ってたのをさっき知りました。
プロター社というメーカーで、二輪と四輪の模型を出してますが……。
メーカー立ち上げ最初に市販したのがモトモリーニ250という記事を読み、
欲しくなって調べたら……ある意味伝説のビョーキメーカーでした。
流石プロビーニ、模型も尋常ではない。嬉しくなっちゃう。
1/9のオートバイの模型、チェーンの部品が全部独立してて、
それを一個ずつ組むんです。線香の火で溶かして固定するの。
部品点数が実車並みに多いらしい。もちろんモールドは悪いからバリだらけ。
戦車のキャタピラ一個一個組んだことはありますけど（日本製）、
チェーン一個一個バラバラってのは恐れいりました。
スプロケに合わせてコマ１個外したりするのかしら。
探したら、このモリーニ250を作ってくれと頼まれたマニアの記事を発見。
完成に2年かけ、しかも全然納得してない。アルミリムを取り寄せてる。
メーカーもクレイジー、ファンもクレイジー。尊敬しか感じない。
50年代後半から60年代のレーシングマシンを幾つもキット化してます。
既に亡いメーカーですが、ヤフオクに出品されてるのは15000円前後。
迂闊に手が出せません、これは。諦めました。
60年代、全盛期のホンダから声がかかったとき、
「イタリアの魂は譲れない」と言い断った逸話も残る侠気の男です。
1963年の日本グランプリ映像が残ってたら、彼の乗るモリーニ見られるかも。
メットやウェアのレプリカ物、一度は欲しくなりますよね。
マモラのファンは大柄なヤツが多かったんですけど、
そうか、足が短かったのか。なんか納得できました。
フレディスペンサーは軟体動物みたいで嫌でしたが早かった。
ハングオンなんて真似しようと思ったことすらありません。
下りのワインディングで飛ばす人、尊敬します。
わたしはもっと後、ドゥーハンが好きで、ドゥーハンカラーのヘルメットを持ってました。
ランディ・マモラのマモラ乗りなんてのもありましたが、
今のMotoGPを見てると、肘とか肩とか擦っててあきれます。
マモラは足が短いのにシートの幅が広すぎただけでは？？