Nicotto Town



『ベイシー』とポンタとマイルス



吉田健をゲストにポンタの追悼番組やってるので聴いてたら、
菅原正二が電話で出てきた。ポンタは『ベイシー』常連だったという。
店に置いてあるグレッチのドラムはポンタが寄付したものだそう。

帰れといっても延々粘りジャズばかり聴き続け、
レコードに合わせて叩くこともあったという。
マイルスをよく聴き、エレクトリックマイルスは楽勝で合わせたそうだが。

『Four & More』かけて叩いたときは途中でついていけなくなり、
「スンマセンでした!」と一礼したそうです。もちろんスピーカーに向かって。
イイ話だと思います。アナログ系バンドマンなら同意してくれるでしょう。

岩手に数回行ったけど『ベイシー』には行ってないんです。
ジャズ喫茶の世界最高峰の音ですから、安易に入ってはイカン店でしょう。
北の方だとせいぜい群馬の『蔵人』(閉店)や『モーニン』止まり。

未だにカートリッジはSHURE V15のタイプⅢを使ってるそうですが、
これの強みって「バカでかい音でかけても跳ねにくい」ことだと思ってます。
スゲエぶっとい音でガツンと鳴ってるんでしょうね。憧れの音の一つ。

カートリッジには適正針圧が定められてるんですけど、
昔はカートリッジの上に硬貨を載せて聴くことがありました。
そうすると針が盤に密着して「分厚い音」になるんです、マジに。

ただし盤は痛むし針はすぐ減るし、財布には優しくありません。
『ベイシー』の針圧、じつはかなり高いんじゃないかと妄想してます。
ポンタがグレッチ鳴らして針飛びしなかったんだから、そうに違いないのです。




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