Nicotto Town



日本の誇り レコードの聖地


レコード世代が足を向けて寝てはいけない場所が二つ。
ハマ(本社は東京)の東洋化成と、長野のパブリックレコード。
プレス屋さんとラッカー盤製作の会社です。え? なんじゃそりゃ、ですと?

音源持ち込むとレコードにしてくれるのがプレス屋さん。
東洋化成さんはレコード衰退時の90年代半ばに数回お世話になった。
初訪問時はいかにも町工場って感じで、入るのを躊躇ったほど。

1000枚とか500枚とかの小ロットでも注文できたんですよ。
弱小インディペンデントは大助かり。既にCDの時代だったが、
30cm四方の立派なジャケで出したいでしょ? 知人友人もみなお世話に。

パブリックレコードは現時点で世界唯一の(!)ラッカー盤屋さん。
レコードの原盤となるマスター盤の元になる(ヤヤコシイ)、
溝のないまっさらな盤がラッカー盤。これを作ってる会社です。

世界中のプレス屋さんがここのお世話になってるわけですね。
DTMで創った音源をCDに焼いて配布したこともありますけど、
やはり、こういう過程を経て世に出るレコードってステキだなー。

技術革新ですぐ型遅れになり、修理保守の困難なデジタル時代に、
100年以上実用に耐える素晴らしいアナログ製品を作る会社は日本の誇り。
鶴見の工場も長野も我が家の北なので、私は常に北枕で就寝(事実)。





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