Nicotto Town



ストルガツキー兄弟の『路傍のピクニック』


半時間前、私はドヒェーと叫び、ひっくり返りまして、『ストーカー』というタイトルで刊行され映画にもなった、1972年発表の、この予見的SFについて語りたくなりました。暴走陳謝。
ウクライナに、チェルノブイリの立入禁止地区に侵入し歩き回る、ストーカーと呼ばれるサブカル的活動があるという記事を読んだのが...

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スタニスワフ・レムの話題をふたつ。


その1。国書刊行会(酷書と評したい方もいようがご勘弁を)の長期事業、『スタニスワフ・レム コレクション』全6巻がようやく完結していた。最終巻は『主の変容病院・挑発』というタイトル。なな、なんだ?
『主の変容病院』は、初期の純文学『失われざる時』の第一部だという。二部と三部は御大自ら封印しちゃった、...

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荒巻義雄の『白き日 旅立てば不死』


年配のSF読みならご存じの名前でしょう。大ヒットした架空戦記シリーズは全く読んでおりません。ゴメンナサイ。ですがデビュー直後の荒巻、文字通りクラクラする幻想SFばかり。
……といっても『大いなる正午』『柔らかい時計』、『ある晴れた日のウィーンは森の中にたたずむ』と、これ...

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バカ数学SFを探す


緻密な仮想理論より、なんだコリャと笑えるタイプのバカ理論、これはSFの魅力の一つだと思うわけです。ベア、イーガン、現代日本のものが今一つ面白くないんですよねー。
たとえば石原藤夫『宇宙船オロモルフ号の冒険』は究極の一冊。次々と現れる数学的な敵に数学で戦うんですよ。戦闘シーンが数式なの。意味ワカンナ...

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書店のブックガイドを真似てみる


娘が貰ってきてくれた、書店員の作るブックガイド。今回は漢字一字をお題にして、書店員さんが本を紹介しています。「知・義・進・趣・旅・娯・食・謎・生・絆・愛・癒・涙・笑」の十四種。
この一字ずつを眺めて一冊挙げるというのは難しいが面白い。そこで真似てみよう。有隣堂さんごめんなさいね。勘弁してね。この字...

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