本棚は心の鏡
- カテゴリ:30代以上
- 2013/03/03 17:35:22
子供が塾から「絶対読んでおきたい本」
というリストを貰ってきた。
240冊におよぶリストなんだけど、
星新一 「ボッコちゃん」
あさのあつこ 「バッテリー」
司馬遼太郎「項羽と劉邦」 「竜馬がゆく」
などは被っているので、
どうも先生たちが、各20冊ずつ、推薦図書を書き出したっぽい。
国語力のは全ての学力の基礎。
こういうのはいいかもね。
その中で、一つのページが目に止まる。
太宰治 「人間失格」
うん、まぁ、太宰と星新一は一度は通る道。
でも、中学生向けなら「走れメロス」とかじゃないのか。
「走れメロス」は教科書にも載りやすいから
避けたのかも知れんが。
大槻ケンヂ 「オーケンののほほんと熱い国へ行く」
いや、面白いけども。
大槻ケンヂの文体は好きだけども。
中学生に薦める本かなぁ。
大沢在昌 「新宿鮫」
いやいや。
面白いけど、中学生にハードボイルド推奨すんのはどーなんだ。
大沢在昌 「毒猿 新宿鮫II」
大沢在昌 「新宿鮫 無間人形」
いやいやいや。
ただの大沢ファンかい。
しかし、このラインナップを中学生に薦める先生。
どんな人物なのかいな。
私は「面白い本」を読ませたいと思いますが
王道だって面白いものはたくさんありますからねぇ。
私も澁澤龍彦とか種村季弘とかもよく読みましたが。
でも、高校から大学だよな~。
私でしたら
綺麗だとか美しいとか情緒のある日本語でかかれた日本文学とか
読ませてあげたいなと思います。
まだ難しいとは思いますけどね^^
本好きだと、どうしても自分の好きな作家さんすすめたくなる人っていますからね~(^^)
でも、そんな本好きさん嫌いじゃないです(^^)
私は、学生時代に司書さんに、お前大丈夫か?と、心配される本の選択でした(^^;
沢山の良い本と出会えますようにvv