反統計学講座
- カテゴリ:ニュース
- 2013/08/11 09:16:41
統計情報というものは、前提条件を見ておかないと
信用できないというものではありますが。
また、ツッコミやすいレポートが出ました。
内閣府の発表する「国民生活に関する世論調査」
現在の生活に
「満足している」(10.3%)
「まあ満足している」(60.7%)
「やや不満」(22.2%)
「不満」(5.3%)
これだけ見ても「ほんまかいな」と思います。
さらに
「資産・貯蓄に満足」(42.5%)
政府への要望
「医療.年金等の社会保障の整備」65.9%
「景気対策」59.6%
「高齢社会対策」49.9%
「東京電力福島第1原発事故への対応」33.9%
複数回答でこれはありえへん。
これで「あれ~?私、心配しすぎ?」
と思わせようとしてるんでしょうねぇ。
数字の秘密は
全国で20歳以上の
1万人を対象に個別面接方式
というところでしょう。
「無作為に選んだ」
とも書いてないし、「満足している」と書いて欲しい人が
個別に面接して聞くという状態。
無作為抽出でも
無記名アンケートでも
全然違った数字が出るでしょう。
ホントーに民衆を舐めてる政権だ。
いい加減にせーよ。
政府の発表やマスコミへの不信感がますます募ります。