黒幕
- カテゴリ:ニュース
- 2013/10/04 22:53:34
三重県での米の産地偽装。
嘘の情報で販売したのだから、
もちろん偽装した会社が悪い。
ただ、悪いのはその会社だけか?
管理部長のインタビューを聞く限りでは
いけないことだと知りつつ、やった。
それは24年の国産米の相場では
要求される価格では、できなかったから。
との話。
そこまで追い詰めたのは誰だろう。
スーパーの購買部だわね。
農業製品は天候に左右されるもの。
作り手の技量も引き継がれず、
年々優秀な農家は減っている。
その中でスーパーは
「毎年、同じ金額にしろ」
「企業努力すれば安くなるはず」
と要求しているはずなんだわね。
自分たちの利益を守るために。
一番悪いのは偽装した会社だ。
それは間違いない。
じゃあ、悪いことを分かりつつやってしまうまで
追い詰めたものの責任はないのか?
とてもそうは思えない。
特に、買い叩くと褒められる
「購買部」なんて部署があるような企業は
諸悪の根源なんじゃないかと思う。
よく「大きいものは叩かれる」という。
でも、「叩かれるようなことして大きくなった」
ものは叩かれていいんじゃないか。
そして、買い叩いていた企業の購買部は
別の犠牲社を探しに行くのだ。