努力と才能
- カテゴリ:日記
- 2013/10/29 22:18:03
為末大さんのツイッターが炎上したそうな。
それは、こんな文章だと言う。
「成功者が語る事は、結果を出した事に
理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。
アスリートも まずその体に生まれるかどうかが99%。
そして選ばれた人たちが努力を語る。
やればできると成功者は言うけれど、
できる体に生まれる事が大前提」
「がんばれ、より、よく頑張ったねもう十分だよ、
の方が救われるステージがあると思う」
私は全面的に賛成です。
努力ではどうにもならないことは
現実的にあるし、『才能』というものも
厳然と存在する。
「できないのは努力が足りないからだ」
なんて、とても傲慢な話だと思う。
持っている才能も、置かれた環境も人によって
全然違うものだからだ。
それに「努力」というのも、あまり好きじゃない。
世界の一線で活躍する人は
「やりたいからやっている」人も多い。
「努力」だと感じていないこともある。
例えば、学校の先生は「本を読め」と言う。
でも、本を読む努力をしている子もいれば
好きだから本を読んでいる子もいる。
私なんざ、努力しなきゃ「本を読まない」でいられない。(笑)
「努力」を意識しているんだとしたら、
それは、才能が不足している証拠なのかも知れないよ。
『夢は諦めなければきっと叶う』
なんて言葉の陰には、諦めきれずに散っていった
夢追人が死屍累々になっているのだ。
で、これが批判されるというのは。。。。
「努力をすればできる」というのが、
ブラック企業の成り立つ要因だからのような気がするなー。
もちろん、「できるのにやらない」というのとは違いますけどね。
「可能性は0ではない」なんて
ばくちで失敗する人の思考だと思いますけどねぇ。。
SNSは公共の場ですからね。
プライベートと区別しませんと。
何だって、やればできる、なんて…
子どもにそんな嘘は言いません(笑)
どんなに頑張ったって、できないことの方が多かったりするし
それなら早いうちに見切りをつけて、やれることを楽しく
自信を持ってしたらいいなと。
まあ本人が、やりたくて努力しているなら、邪魔はしませんよ、
くらいの気持ちでいます^ ^
私はやりたいとも思わない