名前負け
- カテゴリ：ニュース
- 2013/10/30 21:43:28
「黒子のバスケ」脅迫事件。
何が原因で、このマンガ関係を脅迫してんのか
わかんないですけどねー。
人気はあるけど、そこまで凄いマンガとも思わんし。
で、この脅迫が来たことから、
ＴＳＵＴＡＹＡが関連商品を撤去したそうです。
これに対し、
紀伊国屋も三省堂も撤去はしないと表明。
ジュンク堂も
「本は表現作品であり、書店は読者に届けるために預かっている立場。
軽々には撤去できない」
宮脇書店も、
「表現、言論の自由に関わる問題。撤去はしない。」
と軒並み、脅迫に屈しない姿勢を表明。
「特定秘密保護法案」が
閣議決定したこのご時勢。
大手書店の断固たる思想と姿勢に
拍手喝采を送りたいと思います。
さて、一方のTSUTAYA。
武雄市の図書館の件で、金儲けばっかりで
本を愛していない姿勢が明白でしたが、
今回の件でさらに評価下げましたね。
「ＴＳＵＴＡＹＡ」の名前は歌麿や山東京伝、滝沢馬琴、十返舎一九を世に出した
蔦屋重三郎から取ったそうです。
・・・でもね。
蔦屋重三郎は、幕府に風紀紊乱罪で捕まりました。
でも、それにも負けず、釈放されてからも
写楽を世に出すなど、表現の自由、芸術振興に勉めたんです。
確固たる信念を持って、書物を世に送り出し続けた蔦屋。
そんな名前を貰っておきながら、
脅迫に屈するＴＳＵＴＡＹＡ。
こんな企業が蔦屋の名跡を使わないで欲しい。
腹立たしく思います。
早く解決するといいのですけどね^^