Nicotto Town


エレウシス


信憑の0

百田さんや田母神さんの
「南京虐殺はなかった発言」が物議を醸してますが。

こういう人たちの精神構造はどうなってるんだろうか。
カルト的な雰囲気を感じる。

事実に目を瞑り、検証もしようとせず
一次資料の確認もしない。

都合の悪い事実に反論しようとして
穴だらけのムチャな理論を展開する。
オウムの上祐の記者会見を思い出す。

もちろん、総数に対する議論はある。
これは事実だ。

でも、これは虐殺事件全てに言えること。
やったほうは隠蔽しようとするし、
数えることすらしない場合もある。
「殺した虫の数を覚えているか?」の理論。
調査自体も困難だ。

だけど、それが「無かった」理由になろうハズもない。

当時の同盟国ドイツに送られた「ラーベ報告」の存在、
アメリカの「ティンバリー報告」の存在他、各国での扱い、

何よりも、南京虐殺に参加した人、
南京虐殺参加者に、直接話を聞いた人が
まだ生きてるんだよ?

私も一人知っている。

その人たちに確認したと言う人が
「南京虐殺はなかった説」を展開する人に
一人でもいるんだろうか。

それ以上に
戦争には虐殺が付き物なんだよ。

湾岸戦争だって、クルドだって、アルバニアだって
多かれ少なかれ虐殺は起きている。

日本だって、沖縄戦・空襲・原爆で
無抵抗の人々が殺された。
これを虐殺と言わずして何と言う。

そういうもんなんだ。

だから、侵略軍の虐殺がなかった場合、
史書にわざわざ記録されるほどのものなんだ。

こういう、小さい自尊心を守るために
事実を捻じ曲げ、他国を非難し、自国を美化する人。
これを責任ある地位につけること。
まともに歴史を学んだ人なら
戦前の状況を連想するんじゃないだろうか。

海外の反応は的外れじゃない。

ただ、忘れちゃいけないのは
ヒトラーは民主的に選ばれた指導者
であったことだ。

今の安倍政権を選んだ責任は有権者にある。
(選挙権のない子供たちにはないんだよ!)




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