入学式
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- 2014/04/16 22:35:36
1年の担任が自分の学年の入学式をぶっちして
自分の子供の入学式に出た件。
擁護している人が多いことに驚いた。
曰く、「親の気持ちとして当然」「家族の気持ちがわかる人だ」
「非難する人はクレーマー」とかだ。
また、「この先生を担任にした学校が悪い」という人もいる。
論点が著しくずれている。
この場合、考慮すべきは、学校の立場とか教師の立場とかではなく、
入学した子供たちの気持ちでしょう。
夢と不安を抱いた入学式で、
自分たちの担任が
「自分の子供の1/40も俺たちのことを考えてない」
と宣言されたも同然なのですよ。
もう、この担任と生徒たちの間に信頼関係は築けないでしょ。
例えば、葬式とかならまだわかる。
これは、本人がやらなきゃいけないからね。
でも、別に親が出席する必然もない入学式だよ?
それを優先する担任を信頼しろって方がムリでしょ。
生徒たちはいろんな背景がある。
家族関係がうまくいっていない者もいる。
すごく貧しいものもいる。
持病を持っているものもいる。
そういう生徒が、学校でも担任が信用できないってのは
とても不幸だ。
公務員は立場が優遇されている。
それは正しいことだ。
でも、その理由は高い能力と倫理感を必要とするからだ。
人と社会に与える影響が、とても大きいからだ。
40人の人生を預かっている意識の無い人。
こういう人は担任になってはいけない。
法律でもしっかりと規定されていうのですね。
教員という仕事に対する誇りと責任感の欠如が問題なのかもしれませんねー。
4親等までに、小中教師5名、高校教師2名、大学教師3名を持つ私としては、
こんな覚悟の人間を教師と認められません。
地方公務員法第30条。
すべて職員は、“全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し”、
且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。
全体の奉仕者とは思えませんね。
地方公務員法第37条。
職員は、地方公共団体の機関が代表する使用者としての住民に対して同盟罷業、
怠業その他の争議行為をし、
又は“地方公共団体の機関の活動能率を低下させる怠業的行為”をしてはならない。
活動能率低下させてますね。
ということで、法律に違反してると思うのです。
擁護する弁護士は、“労働者の権利”を持ち出して
「批判する人がブラック企業を生み出す」とか
アホなことをぬかしてました。
じゃあ、医者が手術執刀の日にぶっちして入学式行っていいんかい。
人の人生を扱う職業はそれなりの責任があるに決まっておる。
物を扱う職業ではないことを自覚して欲しいですな。
子供達は・・先生を信頼しなくなってしまいます。
私は、よく自分の立場になったらと考える
この先生は~考えないのでしょうか?
ご夫婦共に新入生の担任で、かつ子供の入学式に付き添える大人がいないなどの事情があるならわかりますが…。
保護者や生徒の信頼を損ねてまで参加したかったのかもしれませんけど、さすがに入学式に担任の先生が私用でお休みというのはどうなんでしょうね。
預ける立場としてはこれからって言う時にねぇ。。。
抗議の声が出るのが普通だと思うけど、擁護って。。。
世の中そこまで価値観がずれてるのかしら?w
仕事はきちんとして欲しいですね。