裸の王様の人たち
- カテゴリ:日記
- 2014/11/08 12:46:54
「最近の子供はマンガの読み方がわからない」
という話題があるそうだ。
何をいまさら~な感じはある。
ルール知らなきゃわかるワケないじゃん。
コマ割表現が難しいものと4コマを
同一に「マンガ」と言ったら、読めないものもそりゃあるだろう。
「最近の子供は小説が読めない」といって、
例として小栗虫太郎や森鴎外を挙げても意味がないのと同じ。
小説と違って学校で読み方教えてるわけじゃないんだもの。
マンガ黎明期からしばらくは
コマに番号が振ってあったのを知らんのか。
手塚治虫や石森章太郎が、いろんなパターンのコマ割を
実験的に繰り返していたのを知らんのか。
という話だわな。マンガファンなら。
余分な知識のない子供たちが
表現方法ばっかり虚飾で塗り固めたマンガに対する
素直な感想だと思えば良い。
・・・さて、こういうときは
「裸の王様」の寓話を思い出しますね。
王はウソの服を信じ込んで
大人もウソだと言えなくて
子供だけが見たままの真実を語る。
この寓話に対したとき、その人には以下の感情が想定される。
1.「王様みたいになりたくないな」
2.「大人たちみたいになりたくないな」
3.「子供みたいになりたいな」
あなたは、どれが一番強いだろう。
本当は3.になるのが一番健全なはずだ。
素直な心を目指すというのが。
この3つのうち、対になる概念は2.↔3.だよね。
同じ状況に置かれたとき、大人になるか、子供になるか。
「大人みたいになりたくないから、子供みたいになる。」
ところが、「2.になりたくない」だけに固執すると
行動はこうなる。
「気付かないフリをする。」
肯定も否定もしない。
よくありますね。
小はイジメ・痴漢から、大は原発事故・外交政策まで。
王様・大人・子供のうち
子供が一番いいのはわかる。
じゃあ、王様と大人はどっちがマシか。
これは人によって意見は分かれると思うけど。
私は大人よりは王様の方がいい。
自分の意見で判断したのだから。
たとえ間違っていたにせよ。
あの寓話も子供に指摘された後、
王は恥じ入って城に籠った。
では、街の大人たちはどうした?
ちゃんと反省したのだろうか?
「みんな騙されちゃったねー、はっはっは」
で済ましてたんじゃないか?
街の大人よりは王様になりたい。
自分の意見を堂々と言える人になりたい。
黙ってるよりはイイ。
子供が小さいとき「あの人なんでバッグを座席に置いてるの?」
との質問に、「もっと大きな声でいいなさい」と言って
車内の爆笑を誘ったのは私です。
ん?ぬ~べ~?
全部部下がやってくれるバカ殿っていいよねー。
でも、日本の企業には、たくさんいます。
親から怒られるタイプだったので・・・・・^^;
賢い「子供」になりたい、と思ってましたw
↓ぷw あははw みかんは茶色のもじゃもじゃの
イメージでしたwww
やっぱり、しなさん、最高です!
>表現方法ばっかり虚飾で塗り固めたマンガに対する
>素直な感想だと思えば良い。
役者ばっかり虚飾で塗り固めたドラマに対する
素直な感想だと思えば良い。