自分でやる
- カテゴリ：日記
- 2015/03/07 17:26:16
川崎の事件で、18歳少年に対する
死刑希望の署名運動が行なわれているそうだ。
それに対し、死刑反対の立場からこれを
非難する運動も出ているようだ。
私の立場は
「実質無期懲役がない現在では死刑容認」
派です、と立ち位置を明らかにしたうえで。
この少年のやったこと、
その動機、親の態度、などなど見てくると
更正の余地なしと判断するのも已む無しと
いう気はします。
ただ、署名運動となると、なんか違うと思うのです。
「死刑にすべきかどうか」という議論をするのは
間違いではないと思うんです。
でも、「死刑にしろ」という意見は
覚悟を元に言うべきことだと思うのです。
「死刑にしろ」というのは簡単です。
でも、「しろ」と言うからには
自分がすると思ってないよね。
自分が死刑執行する立場になったら
同じことが言えるのだろうか？
刑の執行は誰かが必ずやるんです。
みんなやりたくないから、
法務大臣もなかなか死刑執行書にサインしたがらない。
自分が死刑を執行することができるのは
余程、しっかりしている人か
余程、何も考えていない人か
どちらかだと思う。
ちなみにフランス革命期の死刑執行人サンソンは
熱心な死刑廃止論者だったそうです。
※余談：最近「イノサン」てマンガもあるみたいだけど
安達正勝 「死刑執行人サンソン」は名著だと思う。
死刑廃止・継続議論をする人は必ず読んで欲しい。
この『自分がしないと思ってるから主張する』て
風潮が大嫌いなんですよね。
小は、ハンターを非難しながら肉を食べる人とか
大は、海外に軍を派遣しようとする人まで
現場の外からエラそうなことを言うなら
「自分が出来るのか？」と考えてから言え。
あ、会社でムチャな命令を言う上司も同じね。
「お前がやってみろ」な話も良く聞きます。
根底に流れているのは皆同じ。
「誰かやれ。（俺はやらんけど）」
お前がやれ。
更正の余地なし、と思われても仕方ないかなぁ？とは思います。
刃物で人を傷つけるって行為をなんとも思ってないのかなぁ？と＾＾；
加害者少年にも未来があるのでしょうが、殺された被害者の少年にだって
未来があったはず・・・！
それを一方的に奪っているんだから、それ相応の量刑を科して欲しいと
思います。
死刑がふさわしいかどうかは今のみかんにはわかりません。
でも、無期ではなくて、「終身刑」があればいいのにな、とは思います。
「イノサン」読んでいます＾＾
なんだか不思議なマンガだとは思いますが、毎週欠かさず読んでしまう。
でも、たまに残虐すぎて怖くなります・・・＞＜；
あくまで自分は傍観者であり、「他人がやって当然」なんですよね。
で、そういう人に限って、代替案も出さず、自分がやることもなく、ただ上から目線で文句だけ言う。
「お前がやれ。」私も言いたいですｗ