そうだ、本を読もう
- カテゴリ:30代以上
- 2015/07/05 10:55:11
この秋、「図書館戦争」が映画とドラマになるそうな。
知らん人のために世界設定を書いとくと
人権を守るため、公序良俗を乱す著作物は、
メディア良化委員会が「不適切図書」として指定し
発刊禁止、回収される世界。
図書館は「図書館の自由に関する宣言」(実在)を基に
対抗組織を作り、検閲に抗う
というもの。
小説としても、とても面白いものです。
物語の舞台は2019年なんですけど
今、まさに、その世界に近づきつつある、
そんな雰囲気がします。
だからこそ、「図書館戦争」のリバイバルが
必要なのかもね。
ちなみに、「図書館の自由に関する宣言」は
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、
資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。
この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
- 第1 図書館は資料収集の自由を有する。 第2 図書館は資料提供の自由を有する。 第3 図書館は利用者の秘密を守る。 第4 図書館はすべての検閲に反対する。
というもの。
しかも、第4は改訂の歴史があって、「すべての不当な検閲」から
“不当な”という言葉が消されました。
理由は“正当な検閲”というものはありえないから。
かっけぇ。
この流れで行くと、次は「銀河英雄伝説」のリバイバルかなぁ。w