Nicotto Town


エレウシス


論点はそこじゃない

強行採決されましたね。

非難囂々ですけれど、この非難のポイントが
どうにもズレている気がしてならない。

「戦争法案反対!」
「議論を尽くせ!」

とか言う話になってるんですけど、
そこじゃないんだよな。

じゃあ、議論を尽くして、世論調査で賛成が
多ければ、それでいいのか。という話。


今回の最大で看過できないポイントは
「明白な違憲法案を採決した」ということ。

こんなの学者の意見を待つでもなく、
誰が見たって憲法の中で
集団的自衛権を許容できるわけないでしょう。

つまり、今日賛成した政治家は
立憲主義、法治主義を否定した
犯罪者だということなのですよ。

やりたいなら、憲法を改正してから
正々堂々とやればいい。


こういうと、じゃあ、日本の危機にどう対処するんだ
という人が出ます。

そんなの、法案作んなくてもできるんですよ。

それが国家緊急権。

本当に国家存続の危機に陥ったら
行政が緊急に対応できるんですよ。

いつも安倍さんが言うように
「総理が政治的責任を持って」
決断すればいいんです。

ただ、日本国憲法の場合、
これにも異論はあるんですけど
集団的自衛権を主張するより
よっぽど学者の賛成は多いです。

結局、結論として、この法案が出来る意味は
「攻められてなくても攻撃できる」
ことを可能にする以外には無いのです。

  憲法を無視して、
  他国を攻撃できるようにしている

これ以外に目的は見えません。




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