Nicotto Town


エレウシス


現実の図書館戦争

CCCの図書館問題に関して
いまだに応援してる人がいるというのに
びっくりする。

新しいことをやるには、反対がつきもの、
エラーもつきもの。
それを直していくことが重要、
という論ですが。

ま、それはごもっともなんですが、
CCC図書館問題については
当てはまらないのよね。

新しいことをやるのはよい。
新しい観点からやるのもよい。

でも、それは「図書館」というものを
理解してからの話。

本の分類もできない。
本の希少性も理解できない。
本の評価もできない。
地域文化の担い手としての図書館の
位置づけなど考えず
来客数にしか目が行かない。

そもそも、その来客数にしたって
「喫茶店」「観光スポット」
部分の人数を抜いたら
増えてんのかいな。


そして図書館流通センター(TRC)が手を引いた。

そらそーだよな。

本を愛さない、文化を理解しない運営に
乗り続けるわけにはいかないものね。

CCCが話題だけど、
民間運営の図書館は
実はTRCの方がはるかに実績がある。

例えば、さいたま市北図書館では
イベントホールと共同の建物内で
ショッピングモールの近くに置かれ
いつも大変にぎわっている。

CCCの怪しい運営を話題にしなくても
既に民間企業として
図書館運営の実績上げてるトコがあるのよ。

別に図書館としてちゃんと機能すれば
どこがやろうと構わないんだけど
TRCとCCCではあまりにレベルが違いすぎる。

ましてや武雄市では
市長との癒着も指摘されてるしね。

ビジネスでやるなら構わないけど
公共の文化を「儲け」の論理で
破壊する自治体に未来はないのですよ。




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