教養とは心の豊かさのことですよ
- カテゴリ:30代以上
- 2016/11/19 14:12:26
博多の陥没事故で賠償金を辞退した経営者がいるという。
理由は
・熊本地震のボランティアに行き、自分より大変な人たちを見たから
・夜間にも一生懸命工事していた人たちを見たから
だという。
これに対し、「売名行為」だという人がいるけどね。
この理由はとても大切なことだと思うのですよ。
いきなりデカい話になるけども。
戦争はなぜ起きるか?
イデオロギーだという人もいますけどね。
そうじゃない。
常に欲望から起きるんですよ。
貧者の側からは、
・奪い取らないと死んでしまう → 民族移動、騎馬民族×農耕民族 等
・収奪される恨み → 植民地戦争、支配層同士の戦争
富者の側からは
・今の生活を守るため → 今のアメリカの戦争、太平洋戦争
宗教やイデオロギーなんてのは
それを「正義」の理由付けにするものでしかない。
だって、戦争なんてお互いに「正義」を掲げてやってるんだもん。
「正義は必ず勝つ」んです。
正義同士が戦ってるんだから当然。
これを止めるには、
「唯吾知足」の精神を皆が持つことなのですよ。
自分は足りてるから、本当に必要な人にあげて。
これが戦争を無くすために、本当に必要なこと。
戦争を起こすのは
「もらえるもんはもろとけばええんや」
とか考えるヤツ。
富者の側なのに、あげるより貰おうとしてるやつ。
(個人だけじゃなく国で見てもね)
「自分は大丈夫だから他の人に回して」
この人たちの気持ちが広がれば
世界が平和になっていく。
何も新しいことじゃない。
「唯吾知足」
「ノブレス・オブリュージュ」
「ザカード」
「バクシーシ」
「武士は食わねど高楊枝」
「金持ちが天国に入るのはラクダが針の穴を通るより難しい」
全て根底に流れる思想は同じです。
富めるものは貧しきものに
余剰分を与えるべきという格差是正の考え方です。
このような人を賞賛し、
自分もこうありたい ← ここ重要(賞賛しても自分はしない、て人いるしね)
と思える人が多ければ、その国は戦争に巻き込まれにくい。
だから戦争を無くすには
歴史を知ること。文化を知ること。世界を知ること。
「教育」と「教養」が重要なんです。
どっちか片方だけでもダメ。
防衛費を増やすくらいなら、「教育」と「教養」の普及に
生きた金を使えと思う、今日この頃。
戦争も国民一人一人の我儘の積み重ねの結果なのです。
「教育」も「教養」もない人が増えたからかもしれない。
と、納得しました。
漠然と「戦争いや(;ω;)」じゃダメなんですねい・・・