ロックの王様
- カテゴリ：30代以上
- 2017/11/11 10:34:13
最近、あいみょんの「君はロックを聴かない」が
ラジオからよく流れるようになってきた。
この人、強烈な歌詞が有名で
個人的にはデビュー前で高校生くらいの
椎名林檎とかこんな感じだったんじゃないかなー
って思ってるんですが、それは置いといて。
“ロック”ってなんだろう。
「こいつぁ“ロック”だぜ」
って口癖のように言う人は、内田裕也に限らず大勢いる。
筋肉少女帯の大槻ケンヂは
「本当のロックとは、ラ・ムーのボーカリスト、菊地桃子ちゃんじゃぁ～！」
と叫んでいましたが。
多分、その人なりの定義がそれぞれにあって
譲れない部分に触れるところが“ロック”なんじゃないか
とは思います。
んで私が“ロック”だな、と思うのは一つの言葉で
表すことができる。
「王様は裸だ」
世間がどうあれ、自分が正しいと思うことを
言わずに居れないこと。
忖度の対極にある言葉。
※ところで「忖度」っておそらく、最も日本人に知られた
漢検１級水準の字になったと思う。
流行語大賞希望。
最近好きなキュウソネコカミもそうだと思ってるし
忌野清志郎、ブルーハーツ、サンボマスター
なんかもそうだと思ってる。
半面、考え抜いて言葉を選んでいるような
さだまさし、BUMP OF CHICKEN、なんかは
好きだけど“ロック”って感じはしない。
言葉で言えば
「王様の耳はロバの耳」
って感じ。
“ロック”が大人になって、周囲を傷つけてまで
自分を主張しなくなって折り合いをつけたような。
「王様は裸だ」としか言えない人が
世の中を渡っていくのは難しい。それでも
「王様の耳はロバの耳」と
場所を選んで言える人ではありたいと思う。
ヘヴィメタとハードロックの切り分けも論争ありますな。ｗ
セカオワは歌詞が素直な感じしますよね。
キース・リチャーズは傷つきまくってる感じですねー。ｗ
この歳になっても海外へヴィメタとか聴いてる自分ですが、ロックとは何かと言えば、自分の場合「反骨精神」やと思ってます。