Nicotto Town


エレウシス


ブレない、とはこういうことを言う

財務省の文書改竄問題。

行政の根幹を揺るがす大事件なのだけど
さすが、産経。ブレない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000024-san-pol

「ウソついても。自民以外、断固反対。ブレない。産経新聞。」

である。

公的機関以前に、まともな組織なら文書訂正の仕方は
新人のときにしっかり教育される。
問題が発生したときに、とんでもない損害が出る可能性があるからだ。

特に決裁や契約関係などは、訂正の経緯もわかるように
厳密に定められる。
通常は文言を訂正したいなら、
二条線を引いて訂正し(或いはλで挿入位置を指定し)
欄外に訂正者が押印し、「〇字抹消〇字挿入」と記入する。
金額や署名などの訂正は許されない。

訂正部分が多すぎる場合は、
文書番号に附番したり、一旦取り下げして再度文書番号を付ける。

こんなのホワイトカラーの基本中の基本でしょ。
さらに、組織の圧力で反対だけど押印しなければならないときは
反対したという意思がわかるように、ハンコを横か逆さまに押せ、
という裁判時に身を守るウラ技まで教わってきたわ。

これに対し
「改竄ではなく訂正はあったようだ。そのレベルだ。」
てなコメントをそのまま載せちゃうような産経新聞は
社内で同じような決裁をしてるんでしょうね。

そりゃあ、歴史改竄の記事も平気で出せるよなぁ。

まあ、「赤旗」や「聖教新聞」同様、
機関紙だから色眼鏡で見てれば楽しいんですけども。w

読売みたいに機関紙化しちゃったのに
中立を装うよりは遥かにマシですしね。




月別アーカイブ

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.