批判や怒りや疑いじゃなく“説得”
- カテゴリ:30代以上
- 2020/04/12 10:47:39
スガシカオのツィートが炎上したという。
“一致団結して危機を乗り越える”
“批判や怒りや疑いじゃなく”
“それしか新型コロナに勝つ方法はない”
これに対し、何でこれで炎上するのか、
という怒りのコメントも多数出ている。
私は炎上した“理由”はわかる。
大政翼賛会のスローガンを彷彿とするからだ。
「欲しがりません勝つまでは」
「進め一億火の玉だ」
無能な政府の施策に眼を瞑り、国民に責任を押し付けた。
また、多くの善意の人々が
このスローガンを信じ、周囲に広げた。
そして国民が我慢して頑張ってしまった結果が
インパールになり、オキナワになり、
ヒロシマ・ナガサキになった。
この歴史を知っているからこそ、
スガシカオの発言が誤っていることはわかる。
政府の批判はしなければいけない。
ただし。
それは歴史の無知から来るもの。
知らないことは教えてあげれば良い。
なぜ間違っているか、説明すれば良い。
ミュージシャンが歴史を知らなかったとして
誰が責められるだろう。
総理や副総理は歴史どころか漢字も読めないのに。
知っている人は、叩く前にその知識を他者に説明すれば良い。
そして知った人はまたその先に説明すれば良い。
そうすれば、今の問題の多くが政府にあると
正しく広まっていくはずだ。
叩くことから始めると固まる。
説得できたはずの人がカルト化する。
それが現政権が生き残ってきた一因ではないのだろうか。
相手の文化を知ろうとしない人が
ヘイト活動を行い、戦争を起こすのだと思いますので。
個人で譲れないことはあっても構いませんが
それを認め合うのが大切かと。
エレさんの、知らなかったら、教えてあげればよい、というスタンスに
とても好感を覚え、そして、尊敬致します(⋈◍>◡<◍)。✧♡
説明、コミュニケーションの先に
お互いの真の和解があると信じています。
寛容な人は、好きです♪