また歴史のお話？でも。
- カテゴリ：30代以上
- 2020/05/02 16:12:24
さて、久しぶりに歴史の話でも。
秦の始皇帝が亡くなった。
長男の扶蘇は始皇帝を尊敬していたが、
度々諫言を繰り返していたため、
晩年は遠ざけられていた。
それでも心ある人々は扶蘇を支持し
始皇帝も扶蘇の自らに阿らない態度を愛し
秦の次世代も安泰だと誰しもが思っていた。
しかし、次男の胡亥と佞臣趙高は始皇帝の遺書を捏造し
扶蘇と政敵蒙恬に死を賜る。
胡亥が２世皇帝となり、趙高が皇帝の代弁者として
政治を壟断し始めた。
阿房宮の大規模な建設を進め、人民に労役・重税を課す。
不平不満を持つ者たちは冤罪で処刑した。
有為の人材は影を潜め、
皇帝の周囲は自らの言うことを聞くものばかりにした。
既にして各地で秦を糾弾する兵が立ち上がっていたが
趙高は皇帝の耳には入れなかった。
あるとき、趙高は宴会で「珍しい馬が見つかりました」と言って鹿を連れてきた。
皇帝は「これは鹿ではないか」と言ったが群臣は
趙高に屈しない者は「鹿である」趙高を恐れるものは「馬です」と言った。
皇帝は趙高の勧める遊びに誤魔化され、宴会は何もなく終わったが、
趙高は「鹿である」と言った臣を皆殺しにした。
漢の高祖劉邦が攻め入ろうとすると
趙高は皇帝を殺し、新しい皇帝を立て、
全て前皇帝のせいにしようとしたが一族皆殺しにされた。
しかし、時すでに遅く、項羽と劉邦により秦は滅んだ。
秦は気づかなかったし、気づいたときは遅かった。
２世皇帝が政治に興味を持たず、趙高に政治を任せてきりにしていたことが
この結果をもたらしたのである。
《閑話休題》
自民党が政権から陥落した。
民主党の半分はかつての自民党員だったが、
度々諫言を繰り返していたため、
利権主義の族議員からは遠ざけられていた。
それでも心ある人々は民主党を起こし
国民も民主党の不利なことを隠さない態度を愛し
日本の次世代も安泰だと誰しもが思っていた。
しかし、財界と安倍晋三は3.11を契機に原発事故の経緯を捏造し
菅直人と民主党を潰す。
国民は議員数削減の約束に騙され、安倍晋三を首相にして
政治が壟断され始めた。
オリンピックで大規模な建設を進め、人民にボランティア・消費税を課す。
不平不満を持つ者たちはサポーターに炎上させた。
有為の人材は影を潜め、
記者クラブは自らの言うことを聞くものばかりにした。
既にして各地で自公維を糾弾する人々が立ち上がっていたが
安倍晋三はデマであるとして国民の耳には入れなかった。
あるとき、安倍晋三は宴会で「素晴らしいマスクを配ります」と言って
汚れたマスクを配り始めた。
国民は「これは無意味ではないか」と言ったが有識者は
安倍晋三に屈しない者は「無駄な４６６億円である」
安倍晋三を恐れるものは「おかげで買占められたマスクが吐き出されました」と言った。
国民は安倍晋三とその周囲の、全員に10万円の話に誤魔化され、
バリバラ桜を見る会は総合テレビでは放映されず終わったが、
安倍晋三は「無駄な466億円である」と言ったマスコミを出入り禁止にした。
コロナの蔓延が止まらなくなると
安倍晋三は出歩く国民のせいにし、自粛警察を支援し、
全て国民のせいにしようとしたが妻が出歩いていた。
時すでに遅く、自公維により日本は後進国に落ちた。
誰も気づかなかったし、気づいたときは遅かった。
国民が政治に興味を持たず、投票に行かなかったことが
この結果をもたらしたのである。
今の状態だと、自民・公明・維新・N国に入れるくらいだったら
マック赤坂の方が100倍マシ。
いや、笑い事ではないのですが。
自民党じゃだめだと投票に行っても、勉強不足で結局どこに入れていいのかわからず
何が正しいのかもわからなくなったり。