オンライン申請破綻の原因
- カテゴリ:30代以上
- 2020/05/16 16:23:40
10万円の特定定額給付金のオンライン申請。
オンラインの方が時間がかかるという
現場の大混乱が起きているようですが。
(全国自治体の住民課の皆様、お体ご自愛ください)
いろいろ見ていくうちに原因がわかった。
「マイナンバーカードが悪い」
今回は「災害時の資金給付」というマイナンバー使用想定内の件なので
マイナンバーを使うことに何の問題もなかった。
だからマイナンバーカードの本人認証を
やらせようとしたのだろうけど。
私は慌てて申請する必要はなかったので騒ぎが起こるまで気づかなかったが
このyoutubeを見て、驚いた。
https://www.youtube.com/watch?v=sGiehCAEZNg
マイナンバーの入力項目がない。。。
マイナンバーカードは国民の行動管理のツールにしようと
様々なことに使おうとしてる。
そのため、使用制限が厳しいマイナンバーは
マイナンバーカードIDとリンクできない。
おそらく、それでマイナンバーの入力項目を外したのだろう。
だから、今回の申請、
申請の入力内容と住民基本台帳データを突合するしかないのだが
漢字の突合システムなんぞ、そう簡単にできるわけがない。
「ワタナベ」さんだけで破綻する。
かと言ってカナ突合だけでは、同姓同名が多すぎる。
第一、今回の件では
「本人にお金が届くこと」が目的なのだから
「本人が申請すること」を確認する必要などなかっただろう。
マイナンバーカードなんぞ使わせず、
マイナンバーと住所氏名生年月日、家族構成、振込口座
だけ入力させれば良かったのだ。
これも、検察官定年延長と同じく安倍政権お得意の
「火事場泥棒」の結果だ。
必要のないマイナンバーカードを使わせることで
普及を促進したかったのだろう。
結果、カード作成や暗証番号設定で役場で3密を引き起こし
自治体の事務員は、目視確認に追われるハメになった。
やることなすこと、
無意味どころか足を引っ張ってる。
責任は総理にありますけど、
責任取るのは誰なんでしょう?
いえ、マイナンバーカードは政府が行動管理に使おうとしてるので
カード利用のサービスはマイナンバーを使えないんです。
だから本人認証にしか使えない。
エストニアのようにちゃんとした設計の下、利用法も明確に定められて
全て窓口で厳重な本人確認のうえ配布するようなものだったら
大丈夫だったんですけどね。
今になって申請窓口に走る人たちがいるということが問題なんだとおもいます。
プライバシーがどうこう言うのもあるけど、マイナンバー関しては配布した時点で全員提出でよかったんじゃないかと思いました。