私の好きな人
- カテゴリ：人生
- 2013/01/08 00:03:44
歴史上の。＾＾
教科書や小説に載るか載らないかくらいにも
面白いキーマンは大勢います。
大河ドラマで「八重の桜」始まったけど、
兄の山本覚馬も相当面白い人。
佐久間塾で、勝海舟、吉田松陰、橋本佐内、河合継乃介、武田あやさぶろうなんかと
交誼を結ぶ真面目な会津人。
西郷隆盛や岩倉具視とも繋がる。
後に失明したり脚ケガしたり。
どんなに優秀でも賊軍会津は政治のほうには
出られないから、学問と信仰に道を見出す。
・・・・八重よりドラマチックなんじゃないか？
時代はも少し前の世代だけど、
山口鉄五郎 という人も好き。
越後の農民の子だったらしいのだが、
知恵を見込まれ、御家人に取り立てられた。
そこで今度は、田沼意次の目に留まり、
蝦夷地調査団の一人となる。
最上徳内とか後から近藤重蔵とか間宮林蔵とか出てくるグループね。
ここで、ロシアとの国境問題や人種問題、なんかを調査・交渉してる。
これだけでも先見性のある活動ですが、
なんと、ここで政変が起こって、この活動もぱー。
活動の中心となっていた何人かは死罪になります。
死罪は免れたものの、田沼派の鉄五郎は
降格されて、監視を余儀なくされます。
ただその時は天明の飢饉の直後。
農村復興が急務のときに
有能な官僚を遊ばせておく余裕が
江戸幕府にはありません。
政変で経済に明るい田沼派の人たち
みんな追い出しちゃったし。
鉄五郎は栃木方面の代官になり、善政を敷き
子殺しの禁止、年貢減免、用水工事などを執り行い
見事、復興をさせます。
そしたら次は、埼玉に行って、今も残る見沼用水の掘削をはじめます。
浦和・大宮が大都市になっていったのは
彼の力が大きいのです。
さらに、関八州見回りを作り上げます。
関東は国境が入り組んでおり、罪人が逃げやすい状況でした。
おかげで治安が悪く、生産性も低い。
国境を渡って犯人を捕まえることができる部隊、
関八州見回りの登場となったのです。
江戸のＦＢＩですな。
時代劇でも重要な役を担ってきます。
横槍を受けても、民と国のためにつくした武士。
こういう生き方憧れますね。
鉄五郎は
