車内にて
- カテゴリ：日記
- 2013/07/13 16:58:10
その日、電車は混んでいた。
しかし、始発駅から乗った私は
席に座ることができていた。
いくつかの駅を過ぎ、とある大き目の駅では
人の出入りが多かった。
私の前に女性が立つ。
ゆったりとしたワンピースを身につけた若い女性。
少しお腹が大きい感じだ。
「妊婦かな」
私は席を譲ろうとした。
そして、ふと思う。
「妊婦だよな？」
再度女性の様子を観察。
お腹は少し出ている。
しかし、妊婦マークは持ち物のどこにもつけてない。
片手でスマホをいじりながら、
荷物を持っている。
つらそうな雰囲気は全く無い。
「妊婦じゃないかも知れない？」
ここで、席を譲ったとする。
妊婦なら喜んでもらえるだろう。
車内もほっとした空気が流れるはずだ。
だが、しかし。
単にお腹がぽっこりしているだけだとしたら？
こんな失礼なことはないだろう。
車内の空気も微妙になる。
これだけ、混んでいる車内では
私も彼女もいたたまれず、
次の駅で降りるしかない。
チラ見しながら、しっかり観察する。
あごのたるみはどうだ。
二の腕のたるみはどうだ。
・・・いかん、微妙にたるんでいる。
お腹に脂肪がついていても不思議はない感じだ。
この条件では判断がつかない。
そして、私は空気になることにした。
「何も気付いていない。周囲を気にはしていない。
どんな人がいるかなんて知らない。寝る。」
・・・そして、目的の駅は過ぎていた。
気付いたときには、もう、女性はいなかった。
電車の中では、誰にも知られずに
サスペンスドラマが繰り広げられているのだった。
マナー悪いヤツには黙ってられないこともしばしば。
夏は腹筋しないとな。。。
とりあえず、自分より大変そうな人には譲ります。
遊んだ帰りの年寄りや、ベビーカーで電車に乗ってくるような人は
自分より大変そうではないので、譲りません。
いかにも！って人なら譲れますが 微妙な場合は私もタヌキになります＾＾
それが思いやりですわｗｗ
×それにどうしても座りたいのであれば電車の他の移動手段を選べば良い事
○それにどうしても座りたいのであれば電車以外の移動手段を選べば良い事
妊婦に間違えられそうな私です（笑）
あ、いや…
年齢的には、妊婦としては無理がありました〜！
失礼〜退散。
小さな親切大きなお世話と言いますし
それにどうしても座りたいのであれば電車の他の移動手段を選べば良い事
ソウデスワタシハアクニンデスｗ