まわる~ま~わる~よ
- カテゴリ:ニュース
- 2013/07/14 23:58:40
中国の環境破壊の番組をやっていた。
経済発展の陰で進む環境破壊。
どうにも、
「だから、日本の方が上なんだよ、自信持てよ。」
的なニュアンスがプンプンしている
アナウンサーの言い方。
まあ、日本テレビだったし。
それに、コメンテーターが食いつく。
「日本でも、40~50年前は、こんな感じでしたからね。
徐々に良くなるんじゃないでしょうか。」
一理はあるんだけど。
なんで、こう上から目線なんだか。
我々は汚染の当事者ではない、という意識なんだろう。
なんで、汚染が進むかというと、
やりっぱなしにした方が、コストを下げられるから。
なんで、コストを下げるかというと、
販売価格を安くしたいから。
なんで販売価格を安くしたいかというと、
価格が安いだけで買う企業がいるから。
なんで、価格が安いだけで買う企業がいるかというと、
価格が安いだけで買う消費者がいるから。
全てはつながっている。
安いだけで選び、原材料がどう作られているかを気にしなければ、
環境破壊をする企業が生き残る。
安いだけで選び、労働問題を気にしなければ
ブラック企業が生き残る。
快適さを求め、節電をを気にしなければ、
原発はいくら稼動させても足りない。
中国が環境保全に目覚め、コストをかけて
変えて行こうとしたとしても、
今のままでは別の国が
同じようなことになるだけでしかない。
消費者が価格と便利さを追い求めていることが
全ての原因になっていることに気付かなければ
消費側の人間は、供給する側の国民の
恨みを増やすだけなのに。
コメントありがとうございます。
教科書に載ったら、経団連からの抗議があるでしょう。w
初めまして(。・ω・。)ノ♡
教科書に載せたいような文章ですね(。・ω・。)ノ♡