すぐおいしい深い発明家
- カテゴリ:テレビ
- 2013/08/24 14:00:14
テレビ番組でインスタントラーメンの発明者、
安藤百福さんの話をやっていた。
子供たちも食い入るように見ていた。
今日、近所のスーパーに行ったら
チキンラーメンが最後の一個になってた。^^;
子供たちに食べさせるために、買ったけど。w
でも、安藤百福さんて、意外に知られていないんだなぁ、
というのが率直な感想です。
この方自身の人生も波乱万丈だけど、
財界人として文化事業に興味を持ち
活動を育成してきた、というのが
個人的には一番好きなところです。
金出して美術品を買う、とかいう
成金趣味の文化事業とは違う、
次世代育成のための事業なのです。
この人の名を冠した「安藤百福財団」というのがあります。
この財団の活動を是非、知っていただきたい。
(特にお子さんをお持ちの方には)
http://www.ando-zaidan.jp/html/top.html
子供たちの健全な育成のためには、
「食」と「スポーツ」は欠かせない、との趣旨の下
様々な活動を行っています。
そして、「食」「スポーツ」双方に関わるのが
「自然体験」だということで、
自然学校活動に力を入れています。
人は自然から離れては存在できないこと
食に対する畏敬の念、
これらを財界の成功者でありながら、
安藤百福さんはよく理解しておりました。
今の拝金主義・出世至上主義の経営者たちに
爪の垢でも煎じ“ず”に呑ませてあげたい。
そんな活動を続けてきた方です。
この方を持ち上げてしまうと、
今の経団連の連中の卑小さが際立つから
認知度を低くさせてんかいな、と
穿っちゃうような方です。
。。。実は叔父がこの活動に深く関わっておりまして
それでよく知ってるんですけどね。^^;
ちなみに、日清の管理職研修では
無人島で3日間暮らして、創意工夫・忍耐力を極限まで試す
というプロセスがあります。
手軽に食べられる「チキンラーメン」というものが
極限状態の中、どんなにありがたいものか、
という自社製品への愛着を持たせる意味もあるらしいです。
災害時にこそ、インスタントラーメンの凄みが出ますね。
なお、今、DASH島やってるところも、
その舞台となった場所です。
コメントありがとうございます。
結局、1次産業・2次産業以外は、人間が生きていく上での
“必需品”を作っているわけではないんですよね。
生きることを考えるのは、どう生きるか?につながるのだと思います。
アフリカの飢えた人たちへチキンラーメン!という発想も「何もしない、考えない」ことから脱却する姿勢にも感じます。
うちにも子どもがいるのでよくわかるのですが、何もないところからいろんな物を考える力は自然の中での経験が一番優れていると思います。特にうちは田舎なので、何もないところから生み出す力の大事さは感じますね~。
小説をかかれているそうで、ブログの文章もとても読みやすくまとまってますね。
楽しませて頂きました。ありがとうございました。