捏造と作為情報との違い
- カテゴリ:お笑い
- 2013/10/11 23:00:57
どうなんですかね。
読売新聞の調査結果。
新聞を86%が信頼し、89%が必要だと考え、
66%が記事を公平だと思う、としている。
さて、これ実感としてどうでしょう。
不思議ですね~。
では、アンケートの手法が出てましたので見てみましょう。
対象者:全国有権者3000人(250地点、層化二段無作為抽出法)「層化二段無作為抽出法」とは、全体が均されるように「層」にわけ
方法:個別訪問面接聴取法、回収:1600人(回収率53%)
地区を無作為に選び、年齢層の中も無作為に抽出する、ということ。
なるほど、これは公平に思えますね。
でも、ちょっと考えてみましょう。
これ、新聞社の調査結果ですね。
となると、母体となる個人情報はどこから持ってきたのでしょう?
層化抽出法を使ってるということは、住所・氏名・年齢は押さえていたということ。
こんな情報を新聞社が持ってるということは。。。。
そう、購読者情報を元にしているんでしょう。w
つまり、まず母集団が「読売新聞購読者」であることが読み取れます。
次に方法。
個別訪問面接聴取法。
家に押しかけてヒアリングしてるってことですね。
つまり、こういうことです。
「こんにちは。読売新聞です。この度、新聞への信頼調査をすることになり、
無作為抽出の結果、あなたが選ばれました。質問にお答えいただけますか?」
と、読売新聞の人間が、面と向かって
読売新聞購読者に聞きに行った、と。
これで、「新聞いらん」と答えられるのは豪の者です。
そして、回収率53%。
奇しくも、この間の参議院選挙と同じですね。
これで、「国民の同意を得た」と言っちゃう
某党と同じですねー。
ちなみに9/28-29は土日。
若いのは出かけてますな。
つーまり。
読売新聞購読者で、かつ協力的な半分の人(年齢層高し)に
聞いた結果がこの数字だと。
そゆことですね。
研究者がデータ捏造すれば、バッシングを受け、職を失います。
新聞社の作為情報はなんで、バッシング受けないんでしょう。
誰もが疑問に感じる数字というのは
やはり、おかしな数字だということです。
日本人は騙されやすいですねぇ。。。
結果だけみても経緯がわからんと
本当のトコは見えません。
日本中で蔓延してる「成果主義」が
企業をダメにしてる構造と一緒ですね。
>89%
>66%
まあこういう人ほど詐欺に騙されやすいと言いますか…
日頃から世論調査なんかにも疑問を持っていましたが…
まあ、数字は操れるものですね。