年始から。
- カテゴリ：ニュース
- 2014/01/02 12:07:55
新藤総務大臣が靖国参拝を行ったそうな。
この人、あの栗林中将の孫にあたるという。
（硫黄島の責任者で名文「訣別電報」で知られる人）
部下の安易な万歳突撃を戒め、
最後まで皇恩を思った人なのに。
娘と手を繋いで町を歩けるような
平和な世の中を望んでいた人なのに。
行動に制限のある天皇でさえ、
強い意志を示してして戦犯合祀以来
行わなくなった靖国神社参拝。
戦没者に哀悼を示していないのは
天皇なのか、靖国神社なのか、どちらかね。
じーさんに恥ずかしくないんだろうか。
ちなみに、天皇誕生日の記者会見コメントにはこうあった。
８０年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した時に は中国との戦争が始まっており、その翌年の１２月８日から、中国のほかに新たに米国、英国、オランダとの戦争が始まりました。終戦を迎えたのは小学校の最 後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約３１０万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを 思うと、本当に痛ましい限りです。
戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きまし た。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日 派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。戦後６０年を超す歳月を経、今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人とのき ずな絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを、本当に心強く思っています。
さて、戦争を否定し、今の憲法を肯定し、当時の人を褒め、
他国の協力に感謝し、絆を重視し、冷静に対処する国民を褒めてますね。
今の政府の行動と真っ向から相対しています。
結構、天皇の立場からすると、突っ込んだ発言だと思います。
でも、マスコミはここをカットしてたところが多いんですよね。
秘密保護法が施行される前からこうです。＾＾；
実際発効されたらどうなるんでしょう。
敬愛する先生がメールで意見を出しています。
まとめてるサイトがあるんで、紹介しておきますね。
http://amanatsuhouse.tumblr.com/
実際に経験をしてきた人の言葉がなんと重いことか。
天皇も先生も先の戦争を、現実として見てきました。
平気で世界に向けて嘘をつきまくる
安倍さんたちとは重みが違います。
大切なのは“本当のこと”を知ること。
一次資料、できるだけそれに近いものを確認すること。
世に溢れた、思考実験だけの説を鵜呑みにはしない。
今の政府が嘘つきなのは
「汚染水は完全にブロック」で
世界中の人が気付いてますからね。
情報収集能力を上げていきましょう。
