解釈権
- カテゴリ：ニュース
- 2014/05/29 23:25:11
集団的自衛権の話題が盛んに議論されてます。
議論すること自体は悪いことじゃないと
思うんですけどもね。
騙されちゃいけないことが一つ。
「憲法解釈」の問題。
憲法解釈は内閣法制局がする、とか
いや、総理がする、とか
解釈ができる前提で話が進んでますが。
内閣に憲法解釈を決定する権限なんてないからね？
憲法は国民が権力を限定させるもの。
（この基本中の基本すら安倍さんは理解してないみたいだけど）
憲法の解釈に対する違憲審査権は
最高裁判所にある。
81条 最高裁判所は一切の法律命令規則又は処分が
憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する
終審裁判所である。
今までの解釈を変えるというなら、国民に問わねばならない。
勝手に変える者がいたなら裁判所に訴えるべき。
内閣法制局設置法に「憲法」なんて言葉は出てこない。
閣議に附す法案を検討するだけ。
勝手に憲法解釈することはできません。
そもそも、憲法に違憲審査権の所在が明記されている。
９条は変えないから９６条はいいでしょ？
て言ってたのと同じニオイがします。
集団的自衛権がどうこうは堂々と議論すればよい。
でも、「憲法解釈」を時の政府がしようとするなら
これは止めなければならない。
こういう反則ワザが今の自民党は多すぎるね。
自分の都合のためなら法律を守らない、ということを
内閣が率先して見せてます。
まあ、ワタミさんも所属議員ですからね。。。。
ということで、この件で言いたい事は唯一つ。
ルールは守れ。
それだけ。
